鯉のぼり夜下ろす理由は?いつからいつまで飾るのか時期や時間帯も調査!

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眺めてて美しく楽しくもある鯉のぼり。

特に小さなお子さんは風にたなびく姿を見て嬉しそうですよね。

我家の長男もハイハイする頃でも、カーテンをめくって室内から眺めていたことを思い出します。

そんな眺めて楽しい鯉のぼりだけに、一回飾ったその後はず~っと飾りっぱなしで楽しみたい!という方や、ポール式で出し入れが大変だから、夜もそのまま飾っておきたいけどいいのだろうか?夜におろす理由があるのだろうか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

また、鯉のぼりを毎日片づけるとなるといつからいつまで飾っておくのがいいのだろうか?という疑問も沸くかと思います。

今回はそんな方に向けて、鯉のぼりを夜に下ろす理由や、鯉のぼりをいつからいつまで飾るのかをご紹介したいと思います。

この記事が参考になる方
  • 鯉のぼりを夜に下ろすか悩んでいる方
  • 鯉のぼりを夜に下ろす理由があるのか気になっている方
  • 鯉のぼりを飾る時期や時間等を知りたい方

この記事で分かること
  • 鯉のぼりを夜に下ろす理由
  • いつからいつまで鯉のぼりを飾るのか

以下の構成で進めたいと思いますので、気になる部分からお読み頂ければと思います。

鯉のぼり夜下ろす理由は?

鯉のぼりは必ずしも夜に下ろさなければならいという風習はありません。

風習が無いなら飾りっぱなしでも良いじゃないか!と思われるかもですが、鯉のぼりは夜に下ろすことをお勧めします。

その理由としては『鯉のぼりが傷む』『近所迷惑になる』『盗難される』『無くなる可能性がある』『縁起物』という5つの理由からです。

えっ?そんなことはあまり気にすることではないでしょう!って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、5つの理由について、少し深ぼって説明させて頂きます。

鯉のぼり夜下ろす理由その①:鯉のぼりが傷むから

まず一番の理由は鯉のぼりを夜も飾りっぱなしにしてしまうと、夜中に振ってくる雨や、夜露で鯉のぼりが濡れてしまい、傷みやすくなってしまうからです。

雨に濡れると表面に水分が残った状態になり、その状態で鯉のぼり同士が重なってしまうと、色移り・色褪せしてしまう可能性があるのも、鯉のぼりが傷むという理由の1つになります。

ちなみに、鯉のぼりの素材は実は1つではなく、ポリエステル製、ナイロン製、綿製の3つとなります。

綿製は昔の物なので、現在はポリエステル製とナイロン製の2種類と考えて大丈夫です。

ポリエステル製の鯉のぼりは途中の工程で圧力を加えて製作しているので、耐用年数は高く、目安として5~8年といわれています。

一方、ナイロン製はポリエステル製に比べると耐用年数が低く、一般的な目安として2~3年といわれており、ナイロンは熱にも弱く、直射日光の影響により黄ばみや色褪せが出てしまうという特性があります。

ポリエステルも同様ですが、紫外線は繊維に対して悪い影響の方が多く、日中に紫外線を浴びている鯉のぼりは夜に下ろす方が良いですよね。

鯉のぼりが濡れてしまったらどうする?

雨や夜露で鯉のぼりが濡れてしまったら、色落ち・色褪せが起こる可能性があるので、先ずは水分をふき取りましょう。

ふき取らなくても自然乾燥するでしょう!と放置しておくと、先ほどお伝えしたように、鯉のぼりが重なっている時に、色褪せ・色移りを起こす可能性があるので、面倒かもしれませんが、一旦鯉のぼりをおろしてから、吸水性の良いマイクロファイバータオルなどで、しっかりと水分を拭き取ってあげましょう。

水分をふき取ってしまえば、鯉のぼりを泳がせて、風を通すことで乾燥できますので、しっかりと拭き取ることを意識しましょう。

間違っても、アイロンや乾燥機に入れて早く乾燥させることは避けて下さいね。

鯉のぼり夜下ろす理由その②:近所迷惑になるから

続いての理由は近所迷惑。

えっ?鯉のぼりのどこが近所迷惑になるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、飾ってみると分かります。

夜中の静まった状態で、そこそこの風が吹くと、鯉のぼりが夜も元気よく泳いでくれるので、パタパタ・バサバサという音が耳に付きます。

また、風が乱れていると、うまい具合に鯉のぼりの中に風が入りつつ、向きを変えたりすることで、パン!という様な音がでることもあります。

他にも鯉のぼりの口元についている口金具とポールがぶつかることで、カチン・カチンという金属同士の接触音も発生します。

我家は一軒家だったのでポール式の鯉のぼりを飾っており、寝室が2階だったこともあって、風の強い夜中に鯉のぼりの泳ぐ音で目が覚めたことがあったので、それからは夜には飾らない様にした過去があります。

マンションのベランダに鯉のぼりを飾っている場合は、一軒家より高さがある場合もあって、風も強くなりますし、隣のベランダと近いこともあって、尚更、近所に音が伝わりやすくなります。

一度気になり出すと、不快に感じる方もいらっしゃいますので、近隣トラブルになる前に、鯉のぼりを夜下ろすことをお勧めします。

鯉のぼり以外にもポールの先端についている矢車がカラカラと音がするので、鯉のぼりを降ろすだけでなく、小さいものであればポールごと片づける方が良いでしょう。

一軒家でポールが長い場合は、面倒ですが夜中はポールを倒す方がベターですね。

鯉のぼり夜下ろす理由その③:鯉のぼりが盗難されるから

この理由を見ると、え?何のために鯉のぼりなんか盗むの?そんな人いないでしょう!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外かもしれませんが鯉のぼりの盗難事件は起こっています。

2022年では北海道で飾ってあった鯉のぼりが多数盗まれた事件もありますし、2023年んは神奈川の店舗で鯉のぼりにお金を出すのが勿体ないとの理由により盗難に至った事件もあることからすると、夜中に飾りっぱなしの鯉のぼりは盗まれる可能性がありますよね。

また、いたずら目的でアパートやマンションの1階で飾ってある鯉のぼりを取り外し、少し離れた場所に捨てられていたということもあるようなので、片づけておいた方が無難だということが理解頂けたかと思います。

鯉のぼり夜下ろす理由その④:鯉のぼりが無くなる可能性があるから

鯉のぼりが無くなるって盗まれることと同じ様に思うかもですが、誰も触っていないのに鯉のぼりが無くなる可能性もゼロでは無いのです。

原因は風と紫外線劣化です。

鯉のぼりの先端には口紐と呼ばれる紐がついており、この口紐を口金具というものと緊結します。

口紐は紫外線で傷んで切れやすくなってしまうと、薄い金属板の口金具がカッターの代わりになってしまい、風の強い時に口紐が切れて、鯉のぼりが勝手に泳いでいくという事も無くはありません。

夜中の風が強い時に勝手に泳いでいってしまうと、次の日の朝に近隣の方や警察から呼び出されることは必至です。

ただでさえ朝は忙しいのに、そんな呼び出しで時間を取られてしまって、会社に遅刻するとか、朝から怒られて一日のテンションが下がってしまっても嫌だと思うので、やはり夜は鯉のぼりをしまった方が得策ですよね。

鯉のぼり夜下ろす理由その⑤:縁起物だから

最後の理由は精神的なものになりますが、鯉のぼりの意味は「立身出世」。

輝かしい未来を期待している縁起物。

一方、夜はといえば「夜に口笛をふくな」とか「夜に爪を切るな」、「真っ暗闇で手を叩くな」などなど、夜にやると良くない行為に関する迷信が多いですよね。

また、丑三つ時は鬼門にあたり不吉な時間とも言われている事を考えると、縁起物を縁起の悪そうな時間帯に放置しておきたくないという、気持ちが働きませんか?

科学の発達した現代において迷信なんか気にしない!という方なら気にすることはないのですが、縁起物と考えたら、夜は下ろしておきたいと考えてしまいます。

鯉のぼりいつからいつまで飾るのか時期や時間帯も調査!

鯉のぼりを夜にしまうなら、どの時間帯で飾ればいいのか?とい疑問も沸いてくるかと思います。

そもそも、鯉のぼり自体は時期的にいつからいつまで飾ればいいのか?という疑問もであるかと思いますので、ここでは鯉のぼりはいつからいるまで飾るかを『時期』『日中の時間帯』『お子さんの年齢』で説明させて頂きます。

その前にちょっとブレイクで鯉のぼりを飾る意味を見てみましょう。

鯉のぼりを飾る意味としては「立身出世」を願うというのが最初に思い浮かぶかと思いますが、それ以外にも意味合いがあります。

  • 立身出世
  • 跡取り息子の誕生を神様にお知らせする
  • 地域にも息子の誕生をお知らせする
  • 魔除け(厄除け)

このような意味を踏まえて、鯉のぼりはいつからいつまで飾るのかを見ていきましょう。

鯉のぼりいつからいつまで飾る?(時期)

かならずしもこの日という訳でないのですが、基本的には鯉のぼりの意味を考慮すると、早く神様や近隣の方に跡取り息子が誕生したことをお知らせするという理由や、早い段階から魔除けを行うということで、春一番がさった3月下旬から4月上旬に飾り始めるのが一般的です。

早く魔除けしたいからといって、冬から飾ってしまうと、季節感の無い残念な人になってしまいますし、冬は木枯らしが吹きますし、春先は春一番で風が強く、場合によっては鯉のぼりが破れる可能性もあるので、早く飾るのは避けましょう。

ではいつ片づけるのかというと、こちらも決まりがあるわけではありませんが、梅雨時期に入ると、鯉のぼりが濡れて傷んでしまうので、5月下旬ごろまでには片づけておきたいですね。

我家は子供が鯉のぼりを眺めるのが小さな頃から好きだったので、毎年5月いっぱいは飾る様にしていました。

鯉のぼりいつからいつまで飾る?(時間帯)

鯉のぼりを夜にしまうことを考えたら、毎日の出し入れが必要になりますが、こちらも決まりがある訳では無いので、それぞれのライフスタイルやお子さんに対しての想いで決めて良いと思います。

小型の鯉のぼりであれば、朝起きて外の空気を吸いながら、鯉のぼりをセットすれば、お子さんが起きた時には鯉のぼりが飾られているので、喜んでくれること間違い無しですよね。

一方でポール式の鯉のぼりだと朝は忙しくて時間が無いという方は、お子さんが学校行った後に飾るのも良いかと思いますが、共働きの家庭でママさんもパパさんも朝早く出勤して、夕方以降しか帰宅しないとなれば、少ししんどいかもですが、いつもより早起きして鯉のぼりを飾りましょう。

片付けのタイミングとしては、慌てて夕方にしまう必要がある訳では無いので、落ち着いたタイミングで近所迷惑にもなりにくい、夜8時くらいまでの間で片づけると良いかと思います。

鯉のぼりいつからいつまで飾る?(お子さんの年齢)

最後はお子さんの年齢が何歳から何歳まで鯉のぼりを飾るの?という疑問があると思いますが、こちらも厳格にいつまでにしなさいという決まりはありませんが、鯉のぼりの意味や昔からの言い伝えからすると、0歳~7歳までは鯉のぼりを飾るのが良いとされています。

0歳からというのは、鯉のぼりの意味として、跡取り息子が生まれたことを神様や地域にお知らせするという意味を考慮したものになります。

まあ、魔除けの意味合いを考慮して0歳から飾っておきたいですよね。

では片づける年齢がなぜ7歳かというと、古来より日本では「7歳までは神のうち」という言葉があるからです。

昔は現代と違って、小さい子の生存率が低く7歳まで育たない子も少なくは無かったため、7歳までは神様が子供の命を預かっていると考えられていたのです。

その点と神様への報告という、鯉のぼりの意味合いを考えると、7歳までに無事に育てて下さいという神様への願いと、無事に7歳になりましたという報告ということで、7歳までは鯉のぼりを飾るということが言われています。

では7歳を過ぎると飾っちゃいけないのか?というとそうではありません。

7歳といえばまだ小学校にはいったばっかりで、あどけなさも十分にある男の子ですから、鯉のぼりを眺めるのが楽しみという子は多いと思いますので、お子さんが見たいと言っている間は飾ってあげた方が良いと思います。

ちなみ、我家は小学校卒業する12歳まで飾ってましたよ。

まとめ

以上、鯉のぼりを夜下ろす理由と、鯉のぼりはいつからいつまで飾るのかを紹介させて頂きました。

お子さんが無事に生まれて、これからの成長を願う鯉のぼり。

折角の縁起物が傷んだり、盗まれたり、亡くなったりという事態は避けたいですし、近所の方に我が子の誕生を知らせる縁起物がトラブルの原因になるのも避けたいですよね。

上記が夜に鯉のぼりを下ろす理由だと思います。

また、鯉のぼりを片づける時期や時間帯も鯉のぼりの傷みを極力抑える理由でもあります。

簡単にまとめると以下になります。

まとめ

鯉のぼりを夜下ろす理由

  • 鯉のぼりが雨や夜露で傷んだり色褪せするから
  • 鯉のぼりがなびくことで人にとっては不快な音となり近所迷惑になるから
  • 鯉のぼりを盗まれるから
  • 鯉のぼりの口紐が切れて夜中に勝手に無くなってしまう可能性があるから
  • 縁起ものである鯉のぼりを縁起が悪いと言われがちな夜に出しっぱなしにしたくないから

鯉のぼりを飾る時期や時間帯とお子さんの年齢(一般論)

  • 鯉のぼりを飾る時期:3月下旬若しくは4月上旬から遅くとも梅雨入り前
  • 鯉のぼりを飾る時間帯:朝方から夕方まで
  • 鯉のぼりを飾る場合のお子さんの年齢:0歳~7歳

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