キングダム807話ネタバレ考察と事前予想!羌瘣の策が見事に的中し南陽城は無血開城!

キングダム
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遂に本格的に始まった秦の韓攻略。

先ずは秦が率いる六万の軍容となる飛信隊が、韓の要所である南陽城を目指してゆっくりと進軍しています。

その飛信隊が秦の韓攻略に向けた軍容と察した韓の朝廷内は、韓軍第二将の博王谷であれば南陽城で秦軍を食い止められると踏んでいる中で、後続の軍として十万の兵を率いて騰が進軍している急報が入ってきて慌てふためく韓王都に追い打ちをかけるように、更なる後続軍十万が南陽に向かっているとの知らせを受けて終わった前回。

突如現れた新たな十万の軍の正体や羌瘣の策が明らかとなったキングダム807話の内容を考察していきたいと思います。

尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。

引用元
  • 著者名:原 泰久
  • 本のタイトル:『キングダム 第807話 南陽城』
  • 出版社:株式会社集英社
  • 出版年月日:2024年8月22日
  • 掲載貢:95~113

尚、以下の内容は原作を再現したものではなく、個人の考察を含めた記載のため、原作の記載と一致しない部分があることご了承ください。

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キングダム807話ネタバレ考察! 

807話の概要としては突如現れた秦の十万の軍勢に対して韓が下した判断が失う勇気をもって、飛信隊を迎え撃つ予定だった南陽城を捨てること。

その南陽城の城主である龍安は見た目によらず聡明で、自国と迫りくる秦軍の状況にて無益な判断を下さない城主であること。

韓に南陽を捨てる判断をさせた謎の十万の軍が羌瘣の策であったことが分かるものとなっています。

それでは、1つ1つ考察していきたいと思います。

キングダム807話考察/戸籍作りの効果とみる張宰相

無尽蔵に兵が出てきて更なる後続部隊も出現する可能性があると考える者もいる中で、洛亜完はそこまではないとみて、戸籍作りによる効果なのかを気にする前に、南陽軍を王都に回すことを急ぐべきと進言します。

目の前に想像していなかった事が起きると何が原因でそうなったのかを想像・分析したくなりますが、そこに時間を取られて対応すべき部分を見落としたり、対応が後手に回っては意味が無いことを洛亜完が教えてくれましたね。

キングダム807話ネタバレ考察!/南陽を切り捨てる判断を下した韓王

洛亜完の進言を韓が取るべき最良の対策であると判断した韓王は南陽城の城主である龍安に新鄭に南陽の軍を回すように鳥を飛ばします。

早馬よりも鳥の方が情報伝達の速度は速いようですね。

キングダム807話ネタバレ考察!/民を思う気持ちが強い寧姫

南陽城の全軍を王都新鄭に回すということは南陽城を捨てるということになり、そこに住む住民が犠牲になることに納得がいかない様子の寧姫。

前回もこの話にはなっているだけに、寧姫の民を思う気持ちが非常に強いことが伺えると思います。

一方で韓が生きていくための手段というものがまだ理解できていないようにも感じられますが、ここで再度韓王は民を見捨てることが腑に落ちていない寧姫に対して、弱小国ならではの戦国の世の渡り方のなんたるかを寧姫に伝えます。

キングダム807話ネタバレ考察!/失う勇気

韓の生き方として救えないものは切り捨てる失う勇気と、救えるところに力を終結する知恵があり、南陽城は失う勇気に該当した形になります。

韓朝廷内の文官達の中には切り捨てる南陽に親族がいる者も多いようですが、韓の生き方を理解している様で今回の韓王の判断に対して覚悟を決めている感じを受け、皆が失う勇気を持っている様に感じられました。

その中で唯一の救いが南陽城の城主である龍安が優秀であり、被害を少なく出来る可能性があるようです。

キングダム807話ネタバレ考察!/王都の命を受けた南陽城

鳥の知らせが届いたのでしょう、王都が南陽城を捨て軍を王都に回すことに多くの者が憤る中で、城主龍安は皆を落ち着かせようとします。

王都の援軍がなかろうと秦軍に立ち向かうという者もいますが、龍安はだったらそう思う者だけで行ってこいという様な発言。

また逃げたいと思う者を無理に止めることなく、逃げることの妥当性も伝えたうえで部下を逃がす配慮も出来ることから、龍安は自国の実力と迫りくる状況を確実に把握し、無謀なこと(無駄死に)はしないタイプだと伺えますね。

韓ならではの失う勇気に加え、逃げるは恥では無いことを伝えてくれるいい城主だと感じました。

キングダム807話ネタバレ考察!/無血開城を選択する城主龍安

そんな龍安だからこそ、迫りくる秦軍に対して無血開城を選択します。

韓にとって重要な人材を失わないこと、より多くの民を救うためなら自分の首を差し出すことも覚悟している龍安。

武将という感じは受けませんが、趙のカンサロみたいに漢気を感じれるキャラクターですね。

キングダムでは敵国のキャラクターもかっこよく原先生が描いてくれるので、たまに敵国に思い入れしてしまう時がありますw

キングダム807話ネタバレ考察!/ざわつく南陽城内

セリフはありませんが、南陽城の民が龍安(王都)の方針を理解したのか、慌てふためく者・絶望を感じる者・城を出る者とざわつく城内が描かれると共に、野戦が得意で無血開城に納得しない可能性があると思われた、韓の第二将である博王谷将軍が軍を率いて南陽城を出発します。

ここにきて博王谷将軍のセリフがまだ出てないことに何故だかワクワクしてしまっている自分がいます。

多くは語らず武を持って語る人物なのでしょうか。

キングダム807話ネタバレ考察!/羌瘣の策が見事に的中

南陽が無血開城に踏み切ったことは先陣を務める信の元にもいち早く情報が入ってきます。

これまで経験したことのない初めての無血開城を目の当たりにした信や河了貂は羌瘣の策が的中したことに驚きを隠せないようです。

秦軍総司令の昌平君から突き付けらえた、極力兵力を削らにに韓を攻略するという難題に対して策があると言った羌瘣。

その内容は戦わなければいいというもので、騰以外の誰もがギャグだと思ったその策が明らかになりましたね。

ある程度予想通りで、騰が咸陽にいって昌平君に対して、更なる十万の兵の出陣を要求していました。

いくら戸籍を作ったとはいえ、趙に二年連続で大敗した兵力を補給するだけでも大変な状況であることは、騰や羌瘣も分かっていたのでしょう、要求した十万は兵士でなく戦力外の民で良いという要求となっていました。

十六万の軍の後陣であれば、韓の斥侯も詳細まで確認できないと踏んでの作戦だったのでしょうね。

仮に咸陽に韓の間者が潜んでいたら、一般人が出陣した時にすぐにバレてしまいそうな気がしますが、そこは置いときましょう。

見事に策が的中したことを分かった時の羌瘣のドヤ顔が可愛らしかったですね。

キングダム807話ネタバレ考察!/老人達の帰還

急遽駆り集められて遠路はるばる南陽まで向かった老人達。

中には腰が曲がって行軍も大変な状況であったにも関わらず、見事に韓王都に脅威を与え、南陽城を無血開城させてその役目を終えます。

この行軍により報奨金がもらえる老人たちは老体に鞭を打った甲斐があったと思う者もいて、国の為にもなったので得られた達成感は大きかったのではないかと思います。

見事に役目を終えた老人達はここで帰還することになりますので、これから先の戦いにおいては当初予定の通り十六万の軍にて韓王都に侵攻していくことになりますね。

南陽城を無血開城にて手に入れた秦軍は、今後韓の王都新鄭に向かって決戦の時を迎えることになるでしょう。

そんな次回もまた楽しみに待ちたいと思います。

次回が待ち遠しいので次回を予想してみました。

>>次回を予想した記事はこちら

キングダム807話ネタバレ確定前予想 

これより先は807話が公開される前に、管理人が事前に内容を予想したものになります。

微妙にヒットした部分、大きく外した部分、まだまだ先の話になりそうな部分がありますので、予想内容に対して結果がどうだったかも見ながら楽しんでいただけたらと思います。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/新たな軍の出現に韓はどうする?

飛信隊六万に対し、南陽城にて韓の第二将である博王谷将軍で立ち向かう予定だったところに、予想外の騰軍十万が出現したことで慌てふためきながらも、韓の元軍総司令でもある張宰相が冷静に状況を分析したうえで三つの対応策を提案した矢先に、更に予想外の後続軍十万の出現で皆が思考停止に陥ると思われます。

十六万という軍容でも綱渡り状態だったのに、総勢二十六万となれば、諦めざるを得ないという様な思考に陥りそうな雰囲気になる気がします。


そんな状況で張宰相は三つの選択肢でこの難局を乗り切ろうとするのか、それとも違う選択肢を考え出すのかが気になるところですよね。


新たに選択して加えるのなら、四つ目の選択肢として『亡命』、五つ目の選択肢『全面降伏』といった内容でしょうか。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/韓王の判断は?

張宰相からの今後の方針を迫られた韓の王様である王安王は一体どういった判断をするでしょうか。

いつも不安そうな表情に見える王安王。

趙の暗君である幽繆王に比べたらまともな王様だと思っていますので、二十六万という莫大な軍容に対して、韓の限られた軍容で抗っても無用な血を流すだけだと判断して、いたずらに兵や民を殺めることなく、秦に対して条件を付けて全面降伏することを提案(選択)してくる可能性があるような気がしています。

秦王嬴政の加冠の儀において、その姿を見た外交官の話や伝わってくる噂などから、嬴政であれ降伏しても民を殺めたり奴隷にすることは無いと判断する可能性もゼロでは無い気がしています。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/洛亜完は韓王の判断に従う?

仮に韓王が全面降伏という判断を下した際に第一将である洛亜完は素直に従うでしょうか。

武人としての誇りから素直に降ることは受け入れられずに、自分が出陣して敗れた際には降伏することも考えて欲しいと討ったえるのではないでしょうか。

新たに現れた謎の十万の軍の急報を聞いた時に、ある程度諦めに近い表情を見せた気がするので、南陽城にいる博王谷と一緒に殉死する覚悟で秦軍に向かってくるのではないかと予想しています。

ただ、韓非子を秦に迎え入れる為に使節団として騰が韓を訪れた時に、洛亜完に対して『姫を頼むぞ』と言って去っていったことが、何か今回の伏線になりそうな気がしてなりません。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/後続軍の正体は?

突如現れた謄軍後続の十万の軍とはいったいどこから湧いて出てきたのでしょうか。

これも実は昌平君の徴兵令による効果なのかも気になるところです。

若しくは、羌瘣の策によるものかもしれません。

以前、鄴攻略において王翦が趙の住民を利用したことにいち早く気付いた羌瘣だけに、その王翦の作戦を応用して、民間人に甲冑を着せて進軍させている可能性も否めないのではないでしょうか。

そしてその軍をまとめる将軍が誰なのかも気になりますよね。

騰がまとめて二十万の指揮をとるのか、それとも他の将軍が十万の軍を率いて来たのか、はたまた羌瘣がいきなり十万の軍を率いて進軍していたのかという三択だと思います。

羌瘣が策があると言っていただけに、羌瘣が何食わぬ顔でその先頭に立っていると面白いですよね。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/羌瘣の言う戦わない方法とは?

極力兵力を落とさず韓を攻略するために、羌瘣が言った『戦わなければいい』という意図が、新たに出現した十万の軍にあるのではないでしょうか。

それは圧倒的な兵力差を見せつけ、どうあがいても太刀打ちできないことから、戦意を無くし降伏させるというものではないかと思っています。

今回は魏や趙が援軍を出しにくいようにしていることから、新たな軍を咸陽から呼んでも無傷で合流できると踏んだ羌瘣が、昌平君に闘いには参加させずに圧力をかけるだけという条件付きで咸陽の兵十万を出陣させる様に要請することを騰に進言して、騰も賛同のうえ昌平君に新たな軍を要請したのではないかと考えています。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/博王谷が突如討って出る?

騰軍と謎の後続軍を存在を示すために敢えて進軍を遅らせていると思われる飛信隊。

韓の対応を後手に回すかの様に続く後続軍に業を煮やす人物がいるのではないかと思っています。
それが韓軍第二将の博王谷。

野戦を得意とするだけに本当は秦軍を迎え討つべく出陣したくてウズウズしてそうな気がしています。

そんな中合計二十六万の軍が向かっている知らせを聞いたら、籠城しても瞬く間に城は陥落すると判断しそうじゃないですか。

そこで博王谷は飛信隊の進軍が遅いのは後続軍を待っているからと判断するような気がしています。

自分達が相打ち覚悟で6万の飛信隊を削り、残りの軍は王都軍に任せるということで、城から討って出るという可能性もあるような気がしています。

キングダム807話ネタバレ確定前予想!/飛信隊の一部は烏合の衆?

洛亜完の副官であるヨコヨコは今回飛信隊の行軍が遅い理由を、練兵不足と読んでいましたね。

確かに急増した軍がいきなり、これまで通りの力を発揮するかは怪しいところだと思います。

番吾の戦いを前に3万までに膨れ上がった飛信隊は、3万の軍の練兵として狼孟の攻城戦を買って出ていましたしね。

仮に今回の6万の兵が玉鳳の様に急遽集められた兵であれば、練兵不足は否めず数でインパクトを与える烏合の衆になる可能性はありますね。

そこを読んで、もしかしたら博王谷将軍が討って出て、浮足立っている練兵不足の集団から打ち崩していく可能性も無いとは言え無さそうな気もしています。

過去に山陽の戦いで廉頗四天王の輪虎が千人将を闇討ちしまくって、翌日の合戦に向けて急遽編成された千人隊がことごとくやられていったのと同様にならなければいいですよね。

まとめ

以上、次なるキングダム最新話807話の最新話確定速報と考察に加え、807話公開前の事前予想を説明させていただきました。

南陽を捨て王都新鄭に軍を集結させて総戦力で迎撃予定の韓軍に対して、力を温存しつつも謎の十万の軍は老人兵で決戦の時には元の軍勢である十六万で臨む秦軍。

韓存亡を懸けた一大決戦がどのように展開していくのか、今後も待ち遠しいですね。

尚、次回のキングダム公開は8月29日となってます。

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