キングダム番吾の戦いとその後は?史実も含めて今後を予想!

キングダム
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現在、週刊ヤングジャンプにて『番吾の戦い』の真っ最中のキングダム。

毎回ながら1つの戦いにおいて、各シーンをドラマティックなものにするために、1つ1つのセリフもこと細かに描かれていて、ついつい感情移入しちゃいますよね。

より多くのシーンで過去からの伏線が盛り込まれたり、急に出てくる過去を描いたシーンに、この先に何かあるはず!と手に汗握りながらワクワクしてしまうのも、キングダム(原泰久先生)の凄さだと思います。

そんなわけで、絶賛連載中のキングダム『番吾の戦い』とその後はどうなる?という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう自分もその一人なので、今回はキングダム『番吾の戦い』とその後がどうなるかを史実も含めて、どう描かれていくのかを予想した内容をお伝えしたいと思います。

個人の勝手な想像と史実と原作の内容も含めてお伝えさせて頂くことをご了承下さい。

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キングダム番吾の戦いとその後は?史実も含めて今後を予想!

紀元前232年、前年に六将桓騎を失った秦は1年で体制を整えて、再び趙北部攻略に向けて動き出します。

>>桓騎の最期についてまとめた記事はこちら

これまで繰り広げられてきた戦いにおいては、読者が史実を知らなければ、どちらが勝つのか分からない状態で、読者もハラハラ・ドキドキ・ワクワクしていたのですが、今回の番吾の戦いにおいては、原作の768話(70巻)の最後の1コマである程度の結果が記載されているという珍しい展開で、違った意味で読者はハラハラ・ドキドキだと思います。

そんな『番吾の戦い』において総大将を務めるのは六将第三位の王翦。

副将には同じく六将で第四位の楊端和が趙南部の武上から北上してきます。

更には飛信隊としのぎを削る、王翦の嫡男である王賁が率いる玉鳳と、前回の宜安攻略において、司馬尚の部下である青歌軍の剛将、カン・サロとジ・アガが率いる狼孟軍により分断されて、本軍に合流できなかった、秦北部軍15万も加わり、総勢25万と前回の宜安攻略の倍以上の兵力で臨みます。

対する趙も今回王翦が意表を付いて宜安ではなく、番吾を狙ってくることを想定し、司馬尚本体と狼孟にいたカン・サロ達の軍勢も集結させた総勢30万の軍が宜安から番吾に出陣。

こうして番吾城手前の頭佐平原にて両軍が対峙し、番吾の戦いの幕が切って落とされます。

口火を切ったのは、王翦から先陣を任された右翼の飛信隊3万。

これに続いて左翼の楊端和軍も動き出します。

番吾の戦いで初めて対峙する司馬尚の青歌軍に対して、慎重に動く王翦の中央軍に対して、突如、秦中央軍の右側に現れた李牧。

自分をエサに秦将を討ち取る作戦を取った李牧に対して、罠だと理解しつつも、数少ない李牧を取る自身がある亜光が李牧に向かっていきますが、青歌第二将といわれる楽彰やフーオン、更には李牧を逃がすために出てきた傅抵の強者三将に囲まれてしまい、亜光の意識が飛びいきなりピンチを迎えます。

朱海平原の戦いにおいても、尭雲と馬南慈という剛将二人に取り囲まれても、暫し耐えしのいだ亜光は囲まれた時に強さ発揮する武将ともいえそうですね。

囲まれて強い亜光が粘ったことで、飛信隊の信も合流して李牧を討てるか?というところで突如現れた土塁の城に李牧が逃げ込み、予想していなかった攻城戦へと展開します。

李牧の作戦としては、自分がエサとなって秦の中央軍や右翼の陣形を見出しつつ、秦軍で一番危険で厄介な存在と捉えた信を戦局から外してしまい、趙三大天になれる存在の司馬尚に王翦を討たせるというもの。

今回も李牧の見事な作戦にハマってしまい、秦軍に最大規模の犠牲を出した番吾の戦いが更に展開してきます。

布陣としては

王翦軍は鄴攻略における朱海平原での戦いにおいて活躍した、王翦軍第一将の亜光や第三将の田里弥、第四将の倉央と夜も側近の糸凌を含む12万。

番吾の戦いの結末は?

史実としては史記『秦始皇本記』や『趙世家第十三』において、秦が狼孟や番吾を攻略したことが記されていますが、その続きもあり、李牧がその秦軍を撃破して、さらなる追撃として韓や魏の国境付近まで領土を取り戻したという記録があります。

韓や魏の国境付近までの領土奪還となると番吾とは真反対の趙南部に位置する、武上や平陽を取り戻したことが想定されますが、この怒涛の反撃に出るには番吾の戦いにおいて、李牧の逆鱗に触れる出来事が起きたのではないかと、勝手ながらに予想しています。

史実においては番吾の戦いの内容が詳細に記されていないので、誰が最期を迎えたかも不明ではありますが、秦が趙北部攻略に失敗し、多くの犠牲を払って撤退するのは必至です。

その李牧の逆鱗や秦軍の多くの犠牲についてを妄想した結果はこれから共有させて頂きますね。

番吾の戦いで王翦はどうなる?

中央軍が壊滅状態となった王翦軍、大きな犠牲を払いながら脱出したものの、更なる追撃で桓騎の様にその先に討ち取られることがないのかが気になる方もいらっしゃると思います。

史実上では王翦は番吾の戦いのその後に待ち構えている楚攻略において記されているので、番吾の戦いで王翦が最期を迎えること無いはずなので安心してください。

>>王翦の最後について考察した記事はこちら

番吾の戦いで楊端和はどうなる?

左翼の戦いが描き切れていないだけに、美貌と強さを兼ね備えた楊端和が糸凌と同じように最後を迎えるのか?と気になってしまいますよね。

安心してください。

史実において楊端和はまだ先の話になりますが、趙の最終攻略において名前が挙がっているので、番吾の戦いで最期を迎えること無いはずです。

番吾の戦いで羌瘣はどうなる?

768話『二人の約束』で信が羌瘣にプロポーズして、嬉しいはずの羌瘣がプロポーズを一旦保留したことで、番吾の戦いにおいてもしや!と思う羌瘣ファンの方が多いのでは?

ここも大丈夫!

羌瘣も楊端和と同様に趙平定において記録が残ってますので、番吾の戦いで最期を迎えること無いはずです。

>>羌瘣の結婚について予想した記事はこちら

番吾の戦いで最期となるキャラは?

秦軍にとって最大規模の被害をもたらしたと言われる番吾の戦い。

前年の肥下の戦いいにおいても桓騎軍のそうそうたるメンバーが最期を迎えたことを考えれば、それ以上の被害ということで、肥下の戦い以上に多くのキャラが最期を迎えることも予想されます。

史実においては戦いの詳細までは記されていないので、誰が最後を迎えたかまでは読み取れませんが794話までに最後を迎えたキャラについてと、その後に最後を迎えそうなキャラを予想した結果を共有させて頂きます。

番吾の戦いで最期を迎えたキャラ

  • 亜光
  • 田里弥
  • 糸凌
  • ジ・アガ

794話までは予想通りに秦軍の被害が大きいですね。
王翦軍は側近は第四将の倉央を残して、亜光、田里弥、そして倉央の側近であり恋人でもあった糸凌までもが最期を迎えてしまい、完全に崩壊してしまいました。

将を駒としか考えないと言われる王翦が本当にそうなのかはこの後の流れで読み取れるのかも興味が沸きますね。

桓騎が仲間のことを想い最期を迎えた様に、王翦にも部下を想う気持があることを祈りたいところです。

原作での描かれ方を楽しみにしている方も多いと思いますので、各人の最期についてはここでは多くは語りません。

番吾の戦いで最期を迎えそうなキャラ

史実では明確に誰が討たれたかは出てきていませんので、完全なる独断と偏見での予想であることをご了承下さいね。

先ずは秦軍からいってみます。

沛浪

信とは蛇甘平原からの付き合いである飛信隊の古参である沛浪。

769話『新生飛信隊』で登場した力ある若者達の登場をみると、世代交代が有りそうでソワソワしています。

鄴攻略前の干斗達の加入後の朱海平原での松左の最期を思い出してしまい、今回の番吾の戦いを前にした補填は古参である歩兵の犠牲は避けられないのでは?と予想しています。

尾平

767話で結婚を果たした尾平。

信と羌瘣の結婚話の伏線だった気はするのですが、信のプロポーズの後に、尾平を心配する母親のセリフの後に番吾の戦いに突入したことを考えると、なんだか嫌な予感がしませんか?

飛信隊の最古参である尾平が最期を迎えること自体も大きな被害になると捉えています。
(戦力としのダメージは少ないですが)

実は昂もしれぇ~っと羌礼にプロポーズしていたのです。

え?いつと思われるかもしれませんが、このシーンは71巻のおまけマンガで紹介されています。

このおまけマンガは何気に本編に繋がる話が急にぶっこまれたて、そのまま本編が煤で行くこともありますので、目が離せませんw

そのおまけマンガでプロポーズした言葉は『いつかこの戦いが終わった時もし二人とも生きていたら僕と結婚してください』というもの。

このままハッピーエンドと行きたいところですが、何か伏線回収がありそうでソワソワしたのでノミネートしてしまいました。

尾平や昂が討たれるならば、尾平隊の慶も討たれる様な劣勢な状況にあると思い、尾平と昂をあげたからにはセットになりそうというだけの理由です。

フィゴ王(ダント)

秦左翼は番吾城に一番近いところに位置しており、これから熱い戦いが繰り広げられると想像しています。

また史実でも秦軍が一旦、番吾城を落とすことを考えると、趙の右翼として対峙する、雁門の鬼神である馬南慈や息子の馬風慈、また戦闘力がベールに包まれている舜水樹を相手に無傷で城を落せるとは思っていませんので、城を落す前の死闘で楊端和軍の中でも攻撃力のあるフィゴ族の王(ダント)が馬南慈と相まみえて最期を迎えてしまうのではないかと思っています。

タジフ

出演当初から人の好さがあふれているタジフ。

王都奪還編の際もあわやランカイにやられてしまったのかた思ったのですが、強靭な体で一命をとりとめたタジフ。

個人的にはタジフがいなくなるのは非常につらいのですが、そんな気持ちがあるからなのか、この戦いで舜水樹との闘いで最期を迎えそうと予想しています。

番吾に捕らわれている壁。

このまま最後を迎えるとは思えませんし、信の兄貴的存在でもあるので、ここで最期というのも悲し過ぎるのですが、それを超える李牧の罠が気になってます。

李牧の罠として想像しているのは、外から軍が入れる地下通路が掘られていると予想しています。

その地下通路は捕らわれている壁たちが作業をしており、通路を掘ることによって出た土が李牧が籠城した土塁の砦であるとも予想しています。

その内情を知る将軍壁は推測地下通路から趙軍が進入してくるのを知らせる・遅らせることで、中にいる秦軍(恐らくメラ族)が逃げれる様に最後の力を振り絞るのではないかと予想しています。

キタリ

番吾に一番近く、捉えられている壁を救い出そうと気が乗っている、キタリ率いるメラ族や城壁攻略を得意とし橑陽を落した猿手族が史実に合わせて番吾を一旦落とすことを予想しています。

ただ、先ほども記載した様に、番吾を落した後の李牧の罠に掛ってしまい、体を張った最後を迎えた壁の仇を討ちにいくか、凡人の予想を遥かに超える李牧の罠や策略により最期を迎えてしまうのではないかと予想しています。

続いては趙軍についての予想です。

カイネ

先に述べた李牧の逆鱗がこのカイネの最期では無いかと勝手に妄想しています。

原作の772話(71巻)『それぞれの武運』にて急に出てきた、李牧の結婚話。

70巻でも尾平の結婚や信と羌瘣の結婚話と何かと守るべきものを抱えた強さと弱さについて描かれ出しているところに『におわせ感』が漏れている気がしてしょうがないのですw

今や趙の中では無くてはならない人気キャラとなったカイネだけに、考えにくい気もするのですが、番吾の戦いにおいては、秦軍のみでなく趙軍もそれなりの被害が出るのではないかと考えており、強固ではない土塁の砦で飛信隊からの攻撃で李牧を守りながら、討ち取られてしまうのではないかと思ってしまう自分がいます。

その出来事により李牧が番吾の戦いで敗走する秦軍を徹底的にたたくという、強硬姿勢で六将の騰が控える鄴まで迫るのではないかと考えています。

骨珉伯

橑陽の戦いにおいても、高い武力によって犬戎ゾロ軍を壊滅させた楊端和軍を相手に趙軍が無傷とは思えません。

李牧と共にすごした雁門軍の中でいじられキャラで肥下の戦いにおいては全くもって見せ場の無かった骨珉伯。

何かを期待してしまう存在なだけに、番後の戦いにおいて李牧との雁門の様子を回想しながら最期を迎えるのでは?なんて思ってしまいますが、そうなると本当に何も残さない形になりそうですねw

番吾の戦いその後は?

番後の戦いは秦軍の大敗北に終わってしまいます。

2年連続での趙北部攻略において敗北を喫した秦は天才李牧の前に正攻法ではかなわない事を悟ったと思われます。

そこについては史実からも読み解けてきます。

先ずは次期丞相である李斯が小国である韓攻略を提案しています。

このことは領土を拡大して既に大国としておそれられた秦が、武の象徴である六大将軍のうち3人を起用しても李牧の前に2回も大敗したことで、秦国の武威失墜を恐れたものと考えられますが、李牧にはかなわないというのが本音では無いかと思います。

そこから騰を総大将として韓攻略に向け動き出すのが、番吾の戦いから2年たった紀元前230年となりますので、番吾の戦いの後には、韓との闘いが描かれることになると思います。

これまで合従軍でもパッとしなかった韓がどうでるのか、あの洛亜完と何かあると思わせるいでたちの副官ヨコヨコがどう戦うのかは非常に楽しみな展開ですね。

予想として副官ヨコヨコは魏の乱美迫のような王騎や騰ですら手を焼く重量級の武将で、その副官をまとめる洛亜完は智将の部類で、智と武を備える騰を苦しめるのではないかと思っています。

>>番吾の戦いの後に続く韓攻略について予想した記事はこちら

>>番吾の戦いの後に続く趙攻略について予想した記事はこちら

まとめ

以上、連載中の番吾の戦いの今後の展開と番吾の戦いの後の展開(一部)についての予想内容を共有させて頂きました。

史実からしたら、番吾の戦いで秦軍が狼孟と番吾を落すものの、李牧によってすぐさま奪還されたうえに、趙南部の城を韓や魏の国境付近まで奪還されてしまいます。

キングダムにおいては2024年4月20日時点では中央軍が壊滅した状態で既に勝敗が決まっている様なものですが、番吾城の攻防戦については描かれていないので、この先は秦左翼の楊端和軍の舞台を中心に描かれていくことが予想されます。

また、飛信隊についてもこのままで終わるとは思えないので、右側の戦局についても描かれるという予想をしています。

その両翼の戦局においても秦軍にとっては大打撃となる出来事があると予想しており、番吾の戦いで最期を迎えるキャラは以下と予想しています。

番吾の戦いで最期を迎えそうなキャラ(予想)
  • 沛浪
  • 尾平
  • フィゴ王(ダント)
  • タジフ
  • キタリ
  • カイネ
  • 骨珉伯

まだまだ続くと思われるキングダムでの番吾の戦いのその後が楽しみですね。

コメント

  1. アントラー より:

    最期を迎えるキャラとしては、趙側からエンカンとフーオン、そしてバフウジ及びカイネは血祭りにあげて欲しいところですね。そうすれば、李牧や馬南慈が怒り心頭を発して容赦なく秦側を攻めたてると思いますがね。
    それにしても番吾の戦いって歴史上では何日かかっていたんでしょうか?

    • けいのすけ けいのすけ より:

      アントラー様

      コメントありがとうございます。
      お気持ちお察しいたします。
      フーオンや馬風慈は桓騎の時も秦側からすると厄介な存在でしたからね。
      今回は趙の圧倒的な勝利を考えて、厄介な存在だけど外させて頂きました。

      番吾の戦いは私も専門家では無いので読み込めて無いかもですが、趙世家などからは日数を確認出来ませんでした。
      情報が入れば追記させて頂きます。

      宜しくお願い致します。

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