キングダムの最終回はいつ？漫画では何巻の何話になるか予想！

2006年に週刊ヤングジャンプで連載を開始して18年が経過した2024年現在でも、今なお大人気の原泰久先生作の『キングダム』

ストーリーは紀元前『春秋戦国時代』において、後に始皇帝となる大王嬴政率いる秦国が七国にて対立している中華を統一という夢に向かって進んでいくというもの。

コミックの累計発行部数も1億超えており、2024年5月17日には72巻が発売されて、秦と趙の熱い闘い『番吾の戦い』が描かれていますね。

一方で18年経過しても、秦を除いた六国のうちの一国も淘汰されていないので、キングダムの最終回はいつになるの？何巻になるの？という疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思います。

そこで、今回はキングダムの最終回がいつになるのか？何巻になるのか？を予想した結果をお伝えしたいと思います。

キングダムの最終回はいつ？

まだ確定していないので予想として2037年1月と置いてみました。

なぜそのような予想をしたかというと、過去の傾向として、史実における一大イベントがどの程度の期間描かれているかという過去の傾向をみたり、史実の流れも含めて、原泰久先生が最終回をどの段階で終えるつもりなのかを考えたりして予想してみました。

ですので、明確な根拠という訳ではありませんが、少しは参考になる情報にて予想したもので当たる確率は低いことはご了承ください。

以下では、予想した要素を深掘りして説明させて頂きたいと思います。

史実も含めた内容も説明しますので、秦が中華統一を果たすまでのネタバレも含まれていることをご了承下さい。

キングダム最終回に何年？

キングダム最終回を予想するにあたっては先ずは中華統一までの大きな流れを史実で確認しておきましょう。

早速、ネタバレが含まれてきますのでご注意下さいね。

秦が戦国七雄の六国を淘汰していく順番をみてみましょう。

ということで、秦が中華統一を成し遂げるのは紀元前221年となります。

では、漫画キングダムの世界での時間の流れ方を見てみましょう。

2024年5月時点で紀元前232年の『番吾の戦い』が描かれていますので、2006年に紀元前245年から描かれているということは、2024年5月の時点で史実13年に対して17年が経過しているということになりますね。

ということは、秦が中華を統一する紀元前221年までは漫画の世界であと9年かかるということになります。

先ほどの史実に対する漫画世界の時間の経過は、史実1年に対して漫画世界が約1.3年（17÷13）という設定ができるので、漫画世界であと9年かかるということは、現実世界で11.7年（1.3×9）＝11年8ヶ月かかるという計算ができますね。

となると、キングダムの最終回は2024年5月に11年8ヵ月を加えて、2037年1月ということが予想出来るのではないかと考えました。

私はいったい何歳になっているのだろうか・・・

キングダム最終回はどこまで描かれる？

続いてはキングダム最終回が先ほどお伝えした各国攻略のどこまで描くかを予想してみましょう。

個人的には燕滅亡までと考えています。

普通に考えれば、当然ながら中華統一となる斉滅亡までを描くことが予想されますが、人気漫画なだけに熱い戦いとなる部分までを描いて、残りはコメントで終わるということも無きにしも非ずと考えたりもします。

どこまでが熱いのか？というと個人的には天才李牧との戦いもそうなんですが、ここで終わるとは到底思えない戦いが待っています。

それがラスボス的な匂いがプンプンしている楚の大将軍、いや恐らく王騎や廉頗をも超える天下の大大将軍である項燕との戦いです。

この戦いにおいてはドラマティックな要素がたくさん詰め込まれているので、予想するだけでも興奮しますし、この激アツな戦いを見てしまったら、自分も含めた読者の皆さんはお腹一杯の放心状態になるのではないかと思っています。

麃公風に言えばこれより先の話にて大炎はなかなか起こしづらいと感じますし、『火を絶やすでないぞぉ』と言われても、王騎が蛇甘平原の戦いで白亀西に放ったセリフのように『これ以上のものは蛇足でしかない』と感じてしまうのです。

となると、キングダムの最終回は楚滅亡を描いて、残りの燕や斉の攻略はコメントを主体とした数ページで中華統一を示すかというと・・・そうではないんです。

忘れちゃいけないのがキングダムの主人公が史実に存在する『李信』であるということ。

楚との戦いでラストを迎えてしまうと、信は楚との戦いにて大失敗をしているので、良いところはありませんし、そこで天下の大将軍としてしまうには苦しい展開となります。

信が信頼を回復し天下の大将軍となるには燕の滅亡までを描く必要があると思います。

斉については既に45巻で王建王が嬴政に対して、斉は秦に服しても良いという美談があるので、史実に基づいた内容にしてしまうと、原泰久先生により美化された始皇帝の嬴政のイメージが最後に崩れてしまうので、ここは描かないのではないかと思っています。

ということで、キングダムの最終回は燕滅亡までを描き、その後の斉の滅亡は数ページの回想や中華統一後の信の未来を描きつつコメントにて中華統一を伝えて終わると予想しています。

キングダム最終回のその後は？

中華統一を果たした嬴政と信を見たいという方もいらっしゃるかもしれませんが、私の予想はこの部分を描かないと踏んでいます。

漫画キングダムで描かれる嬴政はブレない芯のある精神と何事にも動じない胆力がありながら、『人の持つ本質は光だ』と言い放つ性善説派で法家のイケメン大王ですが、史実等から読み取れる秦の始皇帝はだいぶ異なっている感じを受けます。

決断力や実行力があるのは漫画でも同様なのですが、違うと感じる部分は権力志向で独裁的。

それでいて不老不死への執着が強かったことから、生や富、権力に固執していた感じを受けませんか。

かの有名な贅沢を極めた阿房宮や始皇帝陵は中華統一後に建造されたもので、工期が遅れると作業員を処刑してしまうという法律もあったものだから、ダーク始皇帝のイメージは強いですよね。
そんな始皇帝を描いてしまうと嬴政のイメージは総崩れしそうじゃありませんか。

また他にも悪名高い所業として『憤慨坑儒』というものがあります。

簡単に言うと法国家を目指した秦王朝に対して、法家と真逆の立場いる儒家の者たちが、秦王朝に対しての不平を述べたことに激怒した嬴政が儒家たちを生き埋めにしてしまうという蛮行もあっています。

これまで以上に巨大な権力を手にしてしまった嬴政は不老不死に固執するにも関わらず、中華統一から3年でその人生に幕を閉じてしまいます。

その後は宦官である趙高が丞相である李斯を欺き排除した後に、秦を牛耳り悪政の限りを尽くすことで、世の中が荒れ果て民の不満が爆発して、次の王朝となる漢建国に向けた時代の幕開けとなります。

これが有名な『項羽と劉邦』の時代ですね。

キングダムの最終回は漫画では何巻の何話になる？

これもまだ確定していないので予想になりますが、キングダム最終回は116巻と予想してみました。

先ほど説明させていただいたように、キングダムの最終回を迎える時期が2037年の1月という話からの逆算となります。

これまでの主なシーンがコミックの何巻にあたるかを示したのが以下の表です。

年(紀元前)	出来事	巻数	話数	期間
245年	王都奪還	1巻～5巻	1話～47話	約1年
245年	蛇甘平原の戦い	5巻～7巻	48話～73話	約7ヵ月
244年	馬陽の戦い	11巻～16巻	109話～173話	約1.4年
242年	山陽の戦い（平定まで）	18巻～23巻	194話～250話	約1.2年
241年	合従軍との戦い	24巻～33巻	259話～355話	約2年
239年	成蟜の反乱	34巻～35巻	368話～378話	約3ヵ月
239年	著雍の戦い	35巻～37巻	379話～401話	約6ヶ月
238年	加冠の儀･毐国戦	37巻～41巻	402話～438話	約9ヶ月
237年	黒羊丘の戦い	41巻～45巻	442話～484話	約10ヶ月
236年	鄴攻め	46巻～59巻	496話～639話	約3年
235年	什虎攻め	60巻～61巻	650話～661話	約3ヵ月
234年	平陽の戦い	62巻～64巻	674話～700話	約7ヵ月
233年	宜安攻略	65巻～69巻	703話～755話	約1年
232年	番吾の戦い	71巻～	769話～	8ヶ月経過

キングダムの単行本はおおよそ3ヵ月に1冊が発売されているので、先ほど予想した最終回までの現実世界の年数が11年8ヶ月なので、3ヵ月でわると約47巻が必要と言事になります。

ということで、2024年5月時点で72巻まで販売されているキングダムの最終回は116巻となるのではないかと予想をしてみました。

まとめ

以上、キングダムの最終巻がいつになるのか？最終巻は何巻になるのかを説明させていただきました。

最終回は史実での時間経過と現実世界の時間の経過とを考慮し、2037年1月になることを予想しました。

また最終回で描かれる内容としては、主人公の信が天下の大将軍と崇められることになる燕攻略までが描かれてるのではないかと予想しています。

コミックにおいては予想された現実世界の最終回までにかかる年月と、原作漫画がおおよそ3ヵ月に1冊発売されることから、最終回は116巻になるのではないかと予想しました。

予想は間違い無く外すと思いますｗ

大人気漫画だけにもっと時間をかけて描かれる可能性もありますが、これからも楽しくキングダムを楽しんでいきましょう。