キングダム800話考察と事前予想!諦めない秦王嬴政

キングダム
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6月20日に週間ヤングジャンプが発売されて、キングダムの最新話が公開されましたね。

『番吾の戦い』も倉央と糸凌がカンサロから無事に解放されて、死別を覚悟していた愛し合う二人にとってはハッピーエンドとなった前話。

また、秦軍を撃破した李牧の人気も趙国内での確固たるものとなり、朝敵である郭開は李牧の人気上昇により、自分の地位が脅かされること危惧して、よからぬ事を企てそうな感じの郭開。

戦場にて今回の勝利の要因や両国の被害とその影響、秦の今後の動きなどを語り合いながら、平和な世の中を望みつつも戦争が続く現状を憂いている李牧と司馬尚。

平和を望む李牧と司馬尚二人の今後は秦王である政の行動次第であるとし、悩める表情を示す政を描いて終わった前回からの続きとなる記念すべき800話について考察させていただきます。

当然ながらネタバレが含まれることをご了承ください。

尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。

引用元
  • 著者名:原 泰久
  • 本のタイトル:『キングダム 第800話 三つの柱』
  • 出版社:株式会社集英社
  • 出版年月日:2024年6月20日
  • 掲載貢:18~37

尚、以下の内容は原作を再現したものではなく、個人の考察を含めた記載のため、原作の記載と一致しない部分があることご了承ください。

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キングダム800話考察! 

800話の概要としては大敗を喫した秦が中華統一という野望に向けて、今後どう対応するのかについて、秦朝廷内で議論するというもので、舞台は秦朝廷内のみとなっています。

キングダムの魅力としては、広大な大地にて繰り広げられる、熱い漢たちの闘いというイメージが強い人も多いかと思いますが、政略に関する議論や駆け引きの中で描かれる人間模様も楽しみの1つだと思っています。

今回は秦国内の政治的な話がメインとなっていますので、皆さんそれぞれ推しの将軍達は登場しません。

それでは文官達の想いや、中華統一を一番に想う大王/嬴政(えいせい)について見ていきましょう。

キングダム800話考察!/落胆の色を隠せない王都咸陽

中華統一という大きな目標掲げつつ、宜安に番吾と2年の内に2度の大敗を喫した秦の朝廷内では流石に敗戦のショックを隠せません。

しかし大いなる目標を掲げる大王政の前で達成に向けて下を向いてる暇は無いので、漠然と現状の整理と次の趙攻略に向けた準備を行う文官達。

その姿には虚無感、悲壮感、諦め、惰性といったネガティブな雰囲気が漂いまくっています。

キングダム800話考察!/昌文君の手腕に陰が見える?

そんな中、軍総司令の昌平君が不在の為、何をどうしたら良いのか分からない様子。

その場にいる文官達にしてみれば、2度の大敗を喫したからには昌平君の作戦に陰りが出ていると感じているのかもしれません。

強いリーダーシップを発揮する嬴政さえも押し黙ってしまったままなのは気になるところです。

昌平君に全権を任せているだけに昌平君本人がいなけりゃ考えてもしょうが無いと、思考停止している人が多いようにも感じてしまいます。

キングダム800話考察!/馮却(ふうきょう)登場

そんな悲壮感が漂い、思考が停止している者が多い中で、敗戦を受け止め冷静に現状と未来を分析した2人のうちの一人が言葉を発します。

それは次なる丞相候補の一人である馮却(ふうきょう)、史実にも残っている人物です。

丞相になるかは今後のお楽しみ。

見た目は白髪・白髭なので、昌文君よりも年上に見えますね。

周囲の文官達より目力のある馮却は、ここ2年の宜安と番吾の戦いで大きく兵力を削られただけではなく、莫大な資産を失ったことを説きつつ、3度目の趙討伐に向けて準備をするのが無謀なので一度立ち止まることを提案します。

キングダム800話考察!/法家李斯の中華統一への想い

馮却の意見に賛成する李斯。

国の財源を扱う李斯であれば、ここ最近で使用した軍資金がいかに莫大なものであり、そこから得られたリターンは無く、むしろ大きなマイナスでしかなかったことがどれほどイタいものなのかは理解しているので、馮却の意見に賛成するのも分かりますよね。

更には現状からすると列国を滅ぼすどころか、防戦するだけでも危ういことを理解してるので、自分達の立場をわきまえて、中華統一を諦めることを進言します。

そこには心が躍るほど夢見た中華統一後の法治国家を自分も諦めざるを得ない悔しさがあることも伝えます。

大きな夢をもちつつも諦めざるを得ないというのは計算高い李斯ならではの進言と言えますね。

キングダム800話考察!/動揺の色を隠せない大王嬴政

昌文君や肆氏(しし)も含めて熱く議論している中で、大王嬴政の様子が最初からおかしい。

前話でも李牧がこれからの動きは嬴政次第と言って、迷える嬴政の表情を映して終わっただけに、押し黙り、ずっと眉間にしわが寄った状況で何か考え込んでいます。

それほど大敗を受けて動揺の色を隠せない様子が伺えるようにも見える中、皆の意識は嬴政では無く、不在となっている昌平君に向かいます。

ええい こんな大きな話
右丞相兼軍総司令 昌平君不在では進められぬ

キングダム800話考察!/右丞相軍総司令の昌平君が斬首?

その場に昌平君はいないので、部下の介億が皆からの集中砲火を浴びてしまいますが、介億ですら門前払いされるようで昌平君に何をしているかが分からない状況。

中には何かあったのではないか?と心配する人も。

そんな中、何やら昌平君の様子を分かっていそうな嬴政と昌文君の悩める表情から、3人だけの空間の回想シーンに入っていきます。

そこには2度の大敗を喫した昌平君が策も尽き、中華統一を諦めざるを得ず、その全責任を負って斬首もやむなしと思っている昌平君の姿が。

ここで敗れた王翦の責任とせずに、自分の責任であるとはっきり言える昌平君もまた漢ですよね。

前話にも出てきた趙の郭開とは大違いw

キングダム800話考察!/道なきところに偉業がある

中華統一への道が閉ざされて、戦略も思いつかずに諦めて死を選択しようとしている 昌平君に対して嬴政は大敗の責任は、中華統一をやり遂げることで返せというような発言をしつつ、今後のキングダム名言集に残りそうなセリフを発します。

無いところに道を作ることを人は”偉業”という

そして更に名言を連発。

これまでもこれからも”あきらめる”という言葉は俺の中に無い
必ずやり遂げる
昌平君 昌文君 そなた達二人の丞相と共に必ず

こんなことを信頼するボスから言われたら目頭が熱くなる二人の気持ちも分かりますよね。

もしかして昌平君はプレッシャーだったけど忖度して言わなかったとか?

昌平君はそんな漢じゃないですよね。

キングダム800話考察!/昌平君が自害した?

中華統一に向けて新たな策を3日で見つけ出すことを伝えて姿を消す昌平君に絶対的信頼を寄せていることを伝える嬴政。

3人が会話した日から既に6日が経過していることから、約束の3日を過ぎていることを知っている嬴政が浮かない様子をしていたんですね。

そこで昌平君の自害を心配する者も出てて辺りは騒然とします。

が、

何やら体調すぐれない様子の昌平君が登場し、人払いを申し出て嬴政、昌文君の3人での場で策が思いつかずに自害しようとしたことを話だします。

それでも思いとどまり策を練り続けたのには、3日との約束と言い残して去る時に伝えられた嬴政からの言葉があったからとのこと。

こういう気持ちのこもった上司からの発言が部下の気持ちを変え、行動をも変えてしまうことを考えるところに、言葉の重みを感じます。

キングダム800話考察!/昌平君の三つの柱とは?

自害をとどまり、出した答えは中華統一に向けて必要な三つの柱があるというもの。

その柱とは

国をあげて行う”三つの戦争改革”です

というようなもの。

戦争改革ということは、昌平君の戦の在り方と変えしまうというものかと思います。

この時代より前の戦の規模が小さかった時代においては、個の武力により勝敗が決まっていましたが、この時代では個の力+軍の力に策を掛け合わせることで、勝敗を決めるというようなことを言っていた昌平君。

どこをどう変えていくかが気になるところですね。

1つ目の柱は秦国民の戸籍作りと発言しますが、その内容や残り2つの柱について結果が明らかになるのは次回の最新話にて。

次回の最新話が公開される前に、気になる続きを予想してみました。
>>気になる次の最新話予想はこちら

キングダム800話事前予想! 

これより先は800話が公開される前に、管理人が事前に内容を予想したものになります。

微妙にヒットした部分、大きく外した部分、まだまだ先の話になりそうな部分がありますので、予想内容に対して結果がどうだったかも見ながら楽しんでいただけたらと思います。

想していきたいと思います。

キングダム800話事前予想!/倉央と糸凌は王翦に会う?

『美徳の男』カンサロに無事に解放された倉央と糸凌は前回、二人仲良く馬に乗って秦に向かっていく姿が描かれましたね。

まさか二人で秦に帰らず戦いに関与せず残りの余生を過ごすということは無く、無事に秦に帰ると思うのですが、一旦は離脱を表明した王翦のもとにどの様に戻るのかが気になるところです。

王翦からしたら側近が足りない状態ですから、倉央の帰還は表情には出さないにしろ嬉しいはずでしょうから、素直に二人の帰還を受け入れることかと思います。

ここについては描かれない可能性もありそうな気もしてます。

キングダム800話事前予想!/秦王嬴政は趙攻略を諦める?

番吾の戦いが大敗戦に終わった秦軍。

必勝を望んで挑んだ大戦だっただけに、作戦を練った昌平君のみならず朝廷内ほぼ全員が中華統一の野望が途絶えた感じを受けています。

そんな中で最も中華統一への想いが強い、秦王こと嬴政は今回の大敗において何を思うのか。

その思い描くものにより、勝利を収めた李牧や司馬尚のいる趙の未来も変わってきます。

芯がブレない嬴政だけに趙攻略を諦めない気もしますが、このまま策が無くやみくもに兵力を削るのは無意味と判断し、中華統一は諦めないけれども、一旦趙への軍事進攻は諦めると思われます。

その理由は以下ではないかと。

キングダム800話事前予想!/新たな作戦に切り替える李斯?

国の財政を扱う李斯は桓騎を失った昨年の肥下の戦いと、今回の番吾の戦いにおいて、莫大な資金と兵力を失ったことに、このまま同じ敗戦を繰り返せば、財力と軍力どちらも失い、その状態を見た列国が合従軍を起こせば、中華統一どころか国家存亡の危機に陥ることを強く進言します。

先ずは李牧のいる趙攻略を先延ばしし、2連敗で失墜した秦国の武威を取り戻すためにも、合従軍を起こされる前に弱小国である韓を攻略することを嬴政や昌平君に説くのではないかと思います。

そのうえで、目の上のたんこぶである趙を滅ぼすためには、李牧と司馬尚という強大な敵を排除しないことには武力での攻略は難しく、軍の力とは別の謀略が必要となることも説きます。

その内容が配下として趙に放っている間者の姚賈を使って、李牧失墜を狙う郭開を利用するというもの。

ここにきて、前回郭開のもとで不穏な表情を見せた姚賈の伏線回収が始まるのでは無いかと予想しています。

キングダム800話事前予想!/謄と信が韓に向かって進軍する?

では、先ずは武威の回復のために韓を攻略する際に誰が総大将として呼ばれるのかというと、六大将軍の第二将となるファルファル伝説の持ち主である謄。

韓非子を国賓として迎え入れる際に、王都攻略に向けて見ておけと言ったことが思い出されますよね。
その際に同行した信や録嗚未も加わっての韓攻略戦に向けた指令が咸陽において発せられるのではないでしょうか。

キングダム800話事前予想!/趙攻略のキーマン姚賈が動き出す?

一方、趙の謀略に向けては李斯が雇う間者の姚賈が動きだします。

姚賈は過去に郭開の耳飾りが美しく、それを身に着ける郭開のセンスがイケていると郭開をおだてて上機嫌にさせるほどの褒め上手。

今回も郭開を木に登らせるほどにおだてて、郭開に忠誠を誓っていることを見せつつ、李牧の人気上昇により郭開が更迭されることを望んでいないと伝えて、郭開の心を鷲掴みにし、そうならない為にも何か策は無いかと?と郭開から相談を受ける様に仕向けるのではないでしょうか。

キングダム800話事前予想!/姚賈は郭開をどう利用する?

趙攻略のキーマンとなる姚賈が郭開をどう利用するかというと、李牧と司馬尚があまりに強すぎるため、秦としてはこの二人に軍を持たせたくないはず。

そこで姚賈はあまりにも強すぎる李牧と司馬尚を趙軍から切り離すために、郭開にあるデマを吹き込みます。

それは自分の知人が敗戦処理後の戦場にて、李牧と司馬尚が話し合いをしている内容が聞こえたというもの。

その内容が『暗君である趙王がいる限り、趙国に安寧の時は来ないので、2人で趙に巻き込まれない国を作ろう』というもの。

前回の二人の会話を聞き損ねたら、上記の様な話にならなくもないのでは無いかと・・・
(私の思い込みが強すぎますねw)

キングダム800話事前予想!/趙王の李牧への褒美は?

前話にて李牧人気を受け入れつつも、李牧の性格の良さが自分と合わないことを認めて、李牧に褒美を取らせると言っていた、暗君の幽繆王こと遷。

配下を全裸にし首輪をつけて連れまわすほどの変態振りを見せるだけに、遷の褒美が何か変わったものでは無いかと思いませんか?

軍を持たせると無敵ともいえる李牧を手懐けたい遷は身内の者を李牧の嫁にすることを褒美とするのでは無いかと予想しています。

仮にそうだとしたら、遷の身内だけにその女性の変態振りも尋常では無い気がしますね。

キングダム800話事前予想!/李牧は王都邯鄲にて趙王に謁見する?

そんな遷の殺気を感じてという訳では無いですが、邯鄲に戻るように伝えられた李牧は邯鄲には戻らないことを伝者に伝えます。

それは番吾の戦いで秦軍の兵力を大きく削った今なら、秦から奪われた領土を容易に取り返していくことが出来て、秦王嬴政の中華統一の野望を打ち砕くことが出来るという内容。

気持ちはありがたく受取るが、今は自分だけが褒美をもらっている時では無いと、平和を願い先を見据えた李牧だからこその発言があるのではないでしょうか。

キングダム800話事前予想!/司馬尚も褒美がもらえる?

李牧の作戦が効いたとはいえ、それは司馬尚率いる青歌軍の力と犠牲のおかげ。

そんな司馬尚の活躍が徐々に王都邯鄲にも詳細情報が入り、邯鄲での司馬尚の人気も上がっているはず。

そんな情報を耳にしていた、趙王遷は司馬尚にも李牧と同じ様に褒美を取らせようと思っており、司馬尚にも邯鄲に来るように指示を出しますが、司馬尚は司馬尚なりの理由で王都邯鄲には現れません。

その理由は今回の戦いで犠牲になった家族のサポートということで、各家庭に趙国防に尽力したことに感謝の意を伝えてまわると共に、戦の無い世を作るために今後も協力してもらうことを説いて回る必要があるというもの。

もともと青歌以外に興味の無く、三大天にすら興味がなく王都には姿を見せていなかっただけに、今回も趙王といえども無視して、邯鄲には現れないのでは無いかと思います。

キングダム800話事前予想!/李牧の反応に趙王が激怒する?

自分の意見に従わない者は早々に粛清してしまいそうな趙王/遷だけに、李牧や司馬尚が褒美を受取らなかったり、邯鄲に現れなかった場合には激怒すること間違い無しじゃないでしょうか。

そんな遷に対して、己の保身に奔走する郭開は、ここぞとばかりに、李牧に対して激怒している遷に、姚賈から吹き込まれた、李牧と司馬尚の謀反をあることないこと(全部無いのですが)遷に吹き込んで、趙王/遷は更に激怒し、李牧への不信感を抱くのではないでしょうか。

ただ、李牧無しでは趙も秦の脅威にさらされてしまうので、暫くは監視の目を光らせて様子見する展開になるのではないでしょうか。

まとめ

以上、6月20日公開された記念すべきキングダム最新話となる800話についての考察と過去に行っていた事前予想について説明させていただきました。

2年連続で李牧に大敗を喫してしまった秦では、国力の著しい低下と中華統一に向けたの策が尽きたことで、中華統一という国家プロジェクトが風前の灯火となってしまった状況において、諦めることを知らない嬴政が昌平君に次なる策にて大敗の責任を取り返す様に指示して出てきた答えが、三つの戦争改革。

その改革内容が気になるところで終わってしまいました。

次回の販売予定日である6月27日まで、気になる三つの戦争改革の内容を待ちましょう。

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