Netflixで絶賛配信中の映画『シティーハンター』が配信直後から日本の映画においてランキングで首位を獲得するほどで、世界でも30国を超える国で週刊10位以内にランキングしているという人気ぶり。
もはや全世界でアツい状態ではないでしょうか。
そんな大人気のシティーハンターといえば、新宿を舞台にした物語ですが、今回の日本発となる実写版映画のシティーハンターのロケ地は新宿だけでは無く、名古屋でも撮影されていると話題になっていますので、名古屋のどこで撮影されたのかを紹介したいと思います。
また、当然ながら聖地新宿でも撮影は行われていますし、その他の場所でも撮影されているので、実写版シティーハンター(Netflix)のロケ地をシーン別で紹介させて頂きます。
実写版シティーハンターNetflixのロケ地は名古屋のどこ?
折角日本で撮影するのに、聖地である新宿のみで撮影をしないの?という様な声も聞こえてきそうですが、大都市新宿ではロケの為の通行止めや撮影許可、エキストラの調整等でなにかと大変な状況になるので、全てを新宿で撮影するのは難しかったようで、日本三大都市の1つで新宿の雰囲気をだせそうな名古屋も選ばれた様です。
では、そんな名古屋でのロケ地がどこなのか、その時の映画のシーンはどうだったかを見て気いましょう。
女子大小路
こちらはXでも話題となった場所で、名古屋では有名な歓楽街。
昔、中京女子短期大学(現:至学館短期大学)があったことや、過去にこの場所で俳優が暴行事件に巻き込まれてしまった時の報道で『女子大小路で』と報道されたかとから、地元の人はこの場所を『女子大』と呼ぶそうです。
こちらの女子大小路では獠や槇村がくるみを追いかけるシーンが描かれていました。
獠がマットに乗って空を飛ぶシーンでは飛び出したビルの向のビルに『餃子王』の看板が2つ写り込んでましたし、ビル内に入る店舗の看板もそのままでしたね。
ただ、飛び出したビルは違う建物な気がするので、獠がビルから飛び出すのと合わせて合成されているのかもしれません。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
バリアイランド
こちらはティザー映像で話題となった、鈴木亮平さんの筋肉が拝める『もっこりダンス』が披露された場所です。
店内のブルーに光るイルミネーションや舞台奥にあるカーテンなんかは店のまんまが反映されています。
このシーンは獠がしつこく付きまとう香に対して、危険な社会の一面を見せてやるという感じで、真顔の獠から一転してのダンスシーンだっただけに、シティハンターらしい一面と鈴木亮平さんのたくましい姿を楽しむことができるシーンです。
このお店には行ったことがある訳ではありませんが、インドネシアやフィリピンの方が多く在籍しており、料金もすごく高い訳では無く、グループや個人でも楽しめる場所のようです。
獠ちゃんが躍った様な楽しいショーも見れるかもしれませんね。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
実写版シティーハンターNetflixのロケ地は新宿や神戸のどこ?
テルマー湯(新宿)
こちらは獠の登場シーンで使われたスパリゾート。
槇村の話を無視するかの様に、屋上で獠が『もっこりソング』を歌いながら眺めている先のサウナとなります。
ここは室内に見せかけて屋上とのことで、テルマー湯の屋上は普段筋トレが可能な事務となっているようですが、ロケに合わせて屋上をサウナという設定にしたのではないかと思います。
サウナとして映し出されたシーンは男女共同の場になっていたのと、置かれているソファーが似ていたので、ここでは無いかと予想しています。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
アルコモール有楽街(浜松)
獠と松村がくるみを追いかけ騒動をおこした後に冴子に問い詰められるシーン。
鈴木亮平さんの『ぎく~っ!』が神谷明さん演じる冴羽獠を思い出させてくれましたね。
映像を見た時は獠や槇村の背景のガールズバーの様な看板に新宿のどこかと思いましたが、ガラス張りのお店に看板の様なポスターを貼ったのだと思われます。
実はこのガールズバーかと思った看板が後に出てくるLOREだったんですね。
向のお店の『炭火バルMabuchi』や遠くに見える『ホルモンひろちゃん』がしっかり映り込んでました。
獠と槇村、冴子がいたのは『ぬい屋ビル』と『Wave Bldg.浜松』の間と思われます。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
ゴジラロード(新宿)
こちらは正式名称はセントラルロードですが、新宿東宝ビルの上にあるゴジラにちなんでゴジラロードとも呼ばれている、新宿を代表する歓楽街のうちの1つ。
兄:槇村を失って、どうしても仇をとりたい香が、獠と組むために掲示板に『XYZ(獠への依頼の暗号)』を書くも、全くリアクションが無いので獠を探すために彷徨っていた場所です。
こちらの撮影は通行止めなどには出来ないので、演者さんが通るルートにエキストラや、何かあった場合に対応できる人を配置して撮影に臨んだようです。
このシーンでは新宿らしさを感じられる様に、普段のゴジラロードの雰囲気にあった、若者達や寄ってしまった中年男性などを映していましたね。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
シネシティ広場(新宿)
こちらは向こう見ずでまっすぐな性格の香が、なんとかくるみを見つけだして、事件を解決しようと周囲の人に聞き込みをするシーン。
こちらは撮影時は貸し切り状態にしてからエキストラを導入して、通常のシネシティ広場の雰囲気をだしたそうです。
折角貸し切ったということか、香が聞き込みをしているシーンでは360°を映し出すようにして、こちらでも新宿の雰囲気をしっかりと描写されて、シティーハンターらしさ(新宿)という感じを受けました。
アパホテルやカラオケ広場もしっかりと映ってましたね。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
東京都庁(新宿)
シティーハンターの舞台が新宿ということで歌舞伎町の雑多な感じがメインで映し出されていますが、西口のビジネス街でも都庁周辺道路での撮影も行われています。
獠と冴子が夜に事務所内で会うシーンでは、都庁の展望台から眺められるドコモタワーが綺麗に映っていましたね。
2人の会話の途中でも獠が都庁周辺道路を歩いている姿やミニクーパーで物思いにふける獠の姿が映し出されていたシーンでは夜の大都会の静けさと、渋い獠の表情が見事にマッチしていました。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
須磨ベルトコンベヤ跡地(神戸)
香が新宿にこんなとこあった?遼が戦時中の遺物と言った場所。
東京の地下にはゲリラ豪雨に耐える為の地下貯留槽があるだけに、もしかして東京の地下?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの場所は今回の映画でのロケ協力を行った『神戸フィルムオフィス』の公式HPでも、撮影にあたっては大掛かりなセットを設けられたことや、撮影期間がおおよそ2週間におよんだことが紹介されていました。
こちらは神戸の都市開発を行うにあたって土砂運搬のために作られた、約14.5kmにおよぶ巨大なベルトコンベヤがあったトンネルとなります。
捕らわれたくるみを救い出すために、披露されるアクションシーンは圧巻です。
引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」
まとめ
以上、実写版シティーハンター(Netflix)のロケ地についえ紹介させて頂きました。
主役を務めるシティーハンターファンの鈴木亮平さんや佐藤監督はシティーハンターを描くにあたって、新宿だけで撮影したかったとは思いますが、思っている以上に新宿での撮影は大変なようで、新宿の雰囲気に近い名古屋の女子大小路や周辺の店舗がロケ地となっています。
名古屋がロケ地にもなっていますが、当然新宿がロケ地にもなっており、人の流れを止めたり出来ないほどのゴジラロードや、普段から人が集まるシネシティ広場での貸し切り撮影まで行われており、監督の新宿への強い想いが感じられます。
新宿や名古屋以外にも神戸(兵庫県)の須磨ベルトコンベヤ跡、浜松(静岡県)のアルコモール有楽街などもロケ地の1つとなっています。
聖地巡りのご参考にでもなれば幸いです。
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