キングダ806話考察と事前予想!羌瘣の策で騰軍出陣!

キングダム
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8月8日にキングダムの806話が公開されて最新話が確定しました。

魏や趙が韓に援軍を出しづらい状況を作るべく、電光石火の早業で玉鳳が魏の洛紫城を落とし、楽華が黄土城に入り趙に対する防衛線を引いて、韓攻略に向けたお膳立てが整う中で飛信隊六万の軍が韓の要所南陽に向けて進軍を開始した前回。

南陽で迎え討つのは韓軍第二将の博王谷ということで、806話では博王谷将軍が登場しその姿からも何やら強そうな雰囲気が漂っています。

また気になっていた羌瘣の策の一部が描かれて、騰軍も出陣し韓攻略が本格的に始まった806話。

今回も確定したキングダムの最新話である806話をネタバレを含めて、速報と考察という形でご紹介したいと思います。

尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。

引用元
  • 著者名:原 泰久
  • 本のタイトル:『キングダム 第806話 三つの選択』
  • 出版社:株式会社集英社
  • 出版年月日:2024年8月8日
  • 掲載貢:105~123

尚、以下の内容は原作を再現したものではなく、個人の考察を含めた記載のため、原作の記載と一致しない部分があることご了承ください。

\キングダムと別視点の春秋戦国時代も楽しい/

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キングダム806話考察! 

806話の概要としては六万の軍容で秦軍を開始した飛信隊の面々、別働体となることが明らかとなった羌瘣軍、迫りくる秦軍への対応に追われる韓王都内といった部分ではないでしょうか。

また、前回から名前だけが登場した韓軍第二将の博王谷もその姿を現すので注目どころだと思います。

他にもちょっとした羌瘣の可愛らしさも見所ではないでしょうか。

それでは1つ1つ考察していきたいと思います。

キングダム806話考察!/圧巻六万の飛信隊

韓に向かって進軍を開始した飛信隊。

その数なんと六万ということで、直近の番呉の戦いでも、飛信隊の中では過去最高だった三万に対し、今回はその倍にあたる軍勢になります。

そんな大軍が揃って進軍すると人の密集度も増し、進軍により舞う砂ぼこりも相当なもので、皆が息苦しさを感じつつ、これまでにない圧巻の軍勢で緊張の面持ち。

五千将に昇格した副長渕さんにおいては、率いる兵の多さと重責から顔色が悪いですし、六万の人間を指揮する河了貂もこれまでにない軍勢で、どう采配を振るうかに頭を悩ませていそうです。

皆が六万はやばいと思いつつ進軍するシーンは圧巻でもあり、皆の気持ちが伝わって楽しめるのではないでしょうか。

キングダム806話考察!/プレッシャーよりも高揚する信

仕事やスポーツもそうですが、指導する人間が急に倍になったら、上に立つ者の重圧は相当なもので、場合によってはその重圧で潰れてしまう指導者もいますよね。

渕さんや三百将に昇格した尾平らは上記の様なタイプに近いと思えるので、判断を誤らないかが心配ですw

でも偉業を成す人はやはり違います。

自分が目指すものが大きく、その夢に向かって愚直に進む人は、与えられた任務が大きければ大きいほど、プレッシャーどころか自分の夢に近づいていることを実感して、気分も高揚してくるのではないでしょうか。

それが飛信隊の隊長(将軍)信ですよね。

六万の軍勢を目の前にして、夢である天下の大将軍に近づいていることを感じてテンション爆上がりです。

自分は尾平タイプなので六万の軍勢を前にしたら吐くと思いますw

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キングダム806話考察!/羌瘣軍はやはり別働隊

そんな圧巻の六万の軍勢の中、やはり羌瘣の姿が見当たりません。

前回の最後のシーンで羌瘣の姿が描かれていなかったことから、多くの方が「羌瘣軍が別行動をするのでは?」と勘付いていたと思いますが、予想通りに羌瘣は羌礼も含めた羌瘣軍でどこかに進軍している1コマが描かれていますね。

羌瘣の近くにいる兵士の頬がほんのり赤いのは、羌瘣の人気が伺えるとともに兵士達の浮ついた気持ちが伺えるので、いつもながら笑えてしまいます。

キングダム806話考察!/将軍にこだわるお茶目な羌瘣

羌瘣軍が別動隊となるのは、羌瘣がいっていた策を採用したことにある様で、803話の最後に謄の天幕に呼ばれて、羌瘣が韓攻略の策があると言い放った続きが始まります。

以前も隆国に小娘呼ばわりされた時に『将軍な』と強調していましたよね。

突拍子もなく策があると言ってしまったもんだから、前回は隆国をなだめ羌瘣将軍と呼んでいた録嗚未も短期なので羌瘣を小娘呼ばわり。

そんなうるさい録嗚未をなだめつつ、策を聞こうとした信も昔からの仲でもあるので、今まで通りに羌瘣と呼び捨。

そんな二人に『将軍な』と答える羌瘣は何より将軍になれたことを喜んでいるようですし、昔は羌族の掟やしきたりを尊重してきただけに、将軍になったからには将軍と呼ばれないと気が済まないようですね。

会社でそんな人を見ると嫌悪感が増しますが、羌瘣なら可愛らしく見えてしまうのは、やはり羌瘣の魔力によるものでしょうかw

キングダム806話考察!/羌瘣の策とは?

二年という期限付きで国を滅ぼしつつ、兵力の被害を極力抑えるという昌平君の難しい指示に対する羌瘣の策とは?

それは戦わずして勝つというものの様です。

難題に対して頭を悩ませている隆国からしたら、羌瘣の『戦わなければいい』という答えは、ふざけすぎてキレそうながらにも渾身のボケとも捉えられたようですし、録嗚未もツボにはまりかけたようで、緊迫したムードを羌瘣の天然キャラで少し緩ませた感じにもなりましたが、実はこれが羌瘣の狙い?w

周りの皆があきれるなかで、こちらも天然キャラぶりを垣間見せる騰大将軍が、羌瘣の策と同じことを考えていた様で呼応し、羌瘣の策を採用するようです。

剣の達人でお互いに剣を振るう際に効果音があったり、天然キャラなんだけど策士であったりと、共通点があるように感じますね。

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キングダム806話考察!/韓軍第二将の博王谷は蒙武タイプ?

韓の要所である南陽を守る、韓軍第二将の博王谷が遂にその姿を見せました。

城壁に立ち秦軍を待ち構えるその表情は、どことなくイケメン蒙武という気がしたのは私だけでしょうか。

野戦が得意で城から討って出るかと心配していた韓の文官達からも、蒙武の様に策を好まずに力で捻じ伏せることこそが戦いと思っている将の様にも感じられます。

また、六万の軍であれば七万の南陽を落とせないと踏んでいるということは、博王谷が圧倒的武力を持っている証拠だと思うので、その点においても蒙武に似ているのではないでしょうか。

キングダム806話考察!/韓の戦い方

韓は戦国七雄でも最弱国と言われており、国土も狭いため軍力自体が楚や秦と比べても少なく、大軍で押し寄せられた際には、その全てを防ぐことは出来ないことを把握しており、守るべき城・捨てる城と取捨選択をして兵力を終結して戦うのが韓の出来る戦い方の様です。

韓王が寧に言い聞かせた、生き抜くための術として知恵と失う勇気が必要ということは、大小ありますが色んな事象に繋がることだと思います。

何かを成すためには時には大切なものを失わなければならないと言った、NBAの名プレイヤーでもあるコービー・ブライアントの『失う勇気』が思い出されます。

余談でしたが、そういう戦い方をするために、韓の文官達は国内の軍容の洗い出しや防衛線の見直しに注力します。

キングダム806話考察!/騰軍出陣

そんな韓朝廷内に入ってきた急報は飛信隊の後続として十万の軍を率いる騰大将軍の出現。
六万の軍による侵略と思っていただけに、飛信隊と合わせて十六万という大規模な数字に韓朝廷内は絶望の色を隠せません。

そりゃそうですよね。

さっきまで六万の飛信隊に対して自国の軍容を見直して、防衛を図れると期待していただけに、更にその上をいく強力かつ莫大な軍勢で押し寄せられたら思考が停止してしまいそうですよね。

秦が合従軍により続々と他国が攻め込んでくる急報が入ってきた時に、秦の文官達が茫然自失となったのと同じ様な状況かと思います。

キングダム806話考察!/元韓軍総司令張宰相による『三つの選択』

そんな中でも冷静なのが洛亜完だけでは無く、元韓軍の総司令であった張宰相。

迫りくる秦軍に対してどう対処すべきか三つの選択肢を提案します。

一つ目は洛亜完を筆頭に王都新鄭の十万規模の軍を南陽に向かわせ、秦軍との総力戦とするもの。

二つ目は南陽が落ちるのを覚悟しつつ、秦軍の兵力を削ってっもらうことに期待し、その戦いを王都で静観するもの。

そして三つ目は王都新鄭で秦軍との一大決戦を迎えるべく南陽の軍を新鄭まで引き下げるというもの。

三つ目の選択肢は南陽の民を見捨てることになると騒ぐ寧をよそに、洛亜完は王都を守る兵は残しつつ、各地から兵を集めて秦軍十六万に対抗する軍を編成し、南陽にて秦との一大決戦に臨むという複合的な選択。

しかし名相である張宰相は洛亜完を失うリスクがあるため、王都の軍を出陣させるなら全軍で勝負に出ないと意味がないと、洛亜完の意見に反対します。

最終的な判断は韓王に託されます。

キングダム806話考察!/更なる急報に揺れる韓王都新鄭

三つの選択肢からどれを選ぶかを迫られた韓王のもとに更なる急報。

それは飛信隊の後続に現れた騰軍十万に更なる後続の軍があるというもの。

更にその後続の軍はなんと十万の軍。

元々の十六万の軍に対して一発逆転の方針を考えてただけに、更に十万の軍となるともはや太刀打ち出来ない状況。

これまでは冷静を保っていた洛亜完や張宰相にも悲壮感が漂います。

突如現れた秦の十万の大軍の正体は一体なんなのか?

もしやこれが羌瘣の策と連動しているのか?

またもや次が気になるところで806話は終了です。

次回のキングダム最新話の公開は8月22日となります。

次の最新話を予想してみましたので、それまでは予想記事で楽しんで頂けたらと思います。

>>次なるキングダム最新話の予想記事はこちら

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キングダム806話確定前の事前予想 

これより先は805話が公開される前に、管理人が事前に内容を予想したものになります。

微妙にヒットした部分、大きく外した部分、まだまだ先の話になりそうな部分がありますので、予想内容に対して結果がどうだったかも見ながら楽しんでいただけたらと思います。

キングダム806話確定前の事前予想/飛信隊と羌瘣軍は別動?

805話の終わりに描かれた飛信隊の進軍において羌瘣が描かれていないことに気付かれたと思います。

飛信隊の副将であり、キングダム内でも絶大な人気を誇る羌瘣だけに、今までであれば飛信隊を描く際には信の横で描かれていただけに違和感を感じませんか。

羌瘣が将軍になったから別部隊ということも考えられますが、韓攻略に向けて策があると言い放った後に話題が切り替わってしまったので、そもそも羌瘣の策が何だったのかも分かりませんので、羌瘣軍は飛信隊と別の動きで韓を目指す可能性が高いのでは無いかと思います。

キングダム806話確定前の事前予想/羌瘣の策とは?

2年間で韓を攻略するという難題に対して策があると言っていた羌瘣ですが、その話はベールに包まれたあまま話が進んでいますので、羌瘣の策がどんなものか気になってしょうがないですよね。

蛇甘平原の戦いにおいても魏の戦車部隊に蹂躙されている時や、山陽の戦いで玄峰の煙幕作戦により、これまた魏の戦車にやられていた時も、とっさに策を思いつくほどの頭の回転の良さが伺える羌瘣。

今回は戦いの最中では無く、事前の戦略検討の段階で国を滅ぼすための策がどの様なものになるのか?

暗殺一族の蚩尤(しゆう)である羌瘣だけに、軍の主要なる人物を羌礼と共に暗殺していくという隠密作戦も考えられなくは無いですが・・・

黒羊丘での戦いにおいては、劉冬(りゅうとう)の寝首を狙った作戦を取り深手を負ってしまいましたが、そのおかげで軍師である劉冬が不在の際に飛信隊が趙軍を押し込むことに成功した事例もあるので、可能性は低そうですがゼロではなさそうな気がしています。

また、この黒羊丘の戦いにおいては、桓騎から見せつけられた『大人の戦い方』を学んでいるので、桓騎の様な極悪非道な行動では無く、羌瘣ならではの『大人の戦い方』というものを考えているのではないでしょうか。

過去に嬴政の暗殺にも加担し羌瘣だけに、韓王の暗殺を企むということも考えれれなくも無いかもですね。

キングダム806話確定前の事前予想/洛亜完は王都で様子見?

韓王都に入った急報は飛信隊6万での韓侵攻という情報。

これまで秦が趙攻略に向けて出陣した軍用はおおよそ20万。

過去に蒙剛が韓を攻めた時も20万の大軍でしたが、今回は飛信隊6万という数字。

いくら韓が弱小国といっても6万の軍で韓を攻略できるとは考えづらいですよね。

そこは洛亜完も別動隊の存在を察知しており、早々に南陽に援軍を送ることは無いかと思われるので、当面は王都で様子見を図るのではないでしょうか。

キングダム806話確定前の事前予想/謄の出陣はいつ?

飛信隊は韓の王都では無く、王都に次ぐ要所となる南陽に向かっていますが、総大将謄の軍がすぐさま韓の王都新鄭(しんてい)に向かって進軍するでしょうか。

答えはノーだと予想しています。

南陽に向かった6万の飛信隊に対して、韓は10万の軍まで耐えられると判断しています。

謄は韓の判断を読んでおり、飛信隊が苦戦しながらも南陽の攻撃に耐え、最終的に城を落とす頃に、韓軍が王都内の軍を出陣させて王都が手薄となった際に、謄が別ルートで韓王都目指して進軍するのではないでしょうか。

ある意味、6万の飛信隊を助攻(おとり)として、大将軍謄が主攻として動き出すという、韓全土を1つの戦場とみて作戦を立てるのでは無いかと思っています。

キングダム806話確定前の事前予想/飛信隊6万の軍容は?

信が戦闘で韓に出陣した飛信隊。

主たる将の顔ぶれは信、渕さん、河了貂の3人。

冒頭でも述べましたように羌瘣の姿以外にも、もう一人の副将である楚水の姿も見えませんし、我呂達の様な主要メンバーの姿も描かれていませんよね。

となると、信と渕さんが率いている軍は玉鳳と同様に、新たに徴兵され兵士達によって組まれた軍である可能性もありそうな気がしています。

そうであれば、上記に記載した羌瘣軍の別働隊や謄の本軍が主力になる可能性は高くなるのではないかと予想しています。

キングダム806話確定前の事前予想/韓第2将の博王谷とは?

現在の韓の第1将は洛亜完ですが、体の線の細さからすると、王騎や廉頗などの武力を持った将軍では無さそうな気がしています。

どちらかというと知略で勝負する軍師タイプというイメージ。

そんな第1将洛亜完の次に強いとされる博王谷将軍のイメージは武力が洛亜完よりありつつも、知略においては洛亜完より劣るというもの。

なので、10万までを迎え撃つ自信があるため、6万の飛信隊を見て『これなら勝てる』と思って城から出て討って出てくるのでは無いかと思います。

そのうえで、飛信隊を警戒しながらも、持ち前の武力と兵力差で飛信隊を囲い込み一網打尽にしようと思ったところを河了貂の策若しくは羌瘣の策により、からめ取られてしまったりしないかな?と想像しています。

キングダム806話確定前の事前予想/ヨコヨコの強さは?

もう一人、登場当時から気になる存在といえば、洛亜完の副官であるヨコヨコ。

揚端和率いる山民族や燕のオルドが率いる北の山間民族とも雰囲気が異なるヨコヨコ。

クラゲの様な覆面を被った頭部と上半身は裸で鎧を身にまとっていそうなその出で立ちからは知将の匂いは全くせずに、武一直線という力任せに迫ってくる武将の臭いがしませんか。

そんなヨコヨコの強さは、王騎や謄でも手を焼くほどの武力の持ち主である、乱美迫(らんびはく)や凱孟(がいもう)程の武力ではないかと予想しています。

805話でヨコヨコが喋ったことに少し驚いてしまったのは私だけでしょうか。

キングダム806話確定前の事前予想/韓は本当に弱いのか?

戦国七雄として乱世を生き抜いてきているということは、それなりに力がある国と言えるかと思うのですが、他国と比べると国土も小さいですし、韓非子の件は置いとくと、これまでの韓の存在はパっとしない印象を受けてしまいます。

合従軍戦では韓の総大将を務めた成恢(せいかい)が桓騎の奇襲により張唐に討ち取られ、代理として現れた張印(ちょういん)によって軍を保たれますが、楚の第二将だった媧燐からイジられるだけで、いい所が無く、韓全体が雑魚キャラ扱いされている様に感じていました。

また、秦の六大将軍復活の時に初めて登場した洛亜完が楚を味方につけるべきと発言した際に、韓は自国の力では秦と戦えないんだなと感じた人も多かったとのではないでしょうか。

そんな韓が飛信隊や後に控える大将軍謄とどのような戦を展開するかが非常に楽しみですね。

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まとめ

以上、次なるキングダム最新話806話についての考察と事前予想について説明させていただきました。

次回807話の公開が気になってきますよね。

韓の予想を大きく上回る軍勢で侵攻してきた秦軍に対して、韓がどのような対応を取るのか?そして突如現れた十万の大軍はどこから出陣したのか?が気になりますよね。

次回のキングダム最新話の公開は8月22日となります。

次の最新話を予想してみましたので、それまでは予想記事で楽しんで頂けたらと思います。

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