キングダム803話の考察と事前予想!三本目の柱2年で韓を攻略せよ!

キングダム
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7月11日に週間ヤングジャンプが発売されて、キングダムの最新話が公開されましたね。

昌平君が打ち立てた戦争改革に関する三つの柱のトリを務める三本目の柱『韓攻略』についての内容が明らかになってきました。

前回の最後に韓を滅ぼすということに想うところがありそうだった信がどうなるのかも気になるところでしたので、今回の最新話803話において、信の想いが描かれるかということも気にしながら、読んでいった803話の考察をお届けしたいと思います。

当然ながらネタバレが含まれることをご了承ください。

尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。

引用元
  • 著者名:原 泰久
  • 本のタイトル:『キングダム 第803話 三本目の柱』
  • 出版社:株式会社集英社
  • 出版年月日:2024年7月11日
  • 掲載貢:33~50

尚、以下の内容は原作を再現したものではなく、個人の考察を含めた記載のため、原作の記載と一致しない部分があることご了承ください。

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キングダム803話の考察 

803話の概要としては、三本目の柱である『韓攻略』を昌平君がどのように考えているのか?また、その昌平君の思い描く韓攻略に対して、謄や信達が何をすべきか?という様な内容が描かれています。

戦国七雄の中で最弱と言われている韓ですが、中華のバランスを考えた際に秦以外の国から見る韓の存在という点と、戦国七雄のバランスを崩すことも難題であるという事も見えてくるのではないかと思います。

完全なる個人の見解がですが、昌平君や謄を会社の上層部と考えてみると面白い味方も出来るのではないかと思いました。

それでは、1つ1つ考察していきたいと思います。

キングダムネタバレ803話最新話の考察!/苦戦しながらも着実に成果を上げる文官達の戸籍作り

冒頭は1つ目の柱である戸籍作りにに奮闘する文官達の様子が描かれています。


昌平君に1年で戸籍作りを完了させる様に命じられていますが、広大な秦国の土地の住民を把握するのはそう簡単でないことが伺えます。


過去(24巻:合従軍戦前)に、趙・魏・楚の国境付近に徐という小国が存在していた様に、大国からしてみたら滅ぼす対象にもなっていない様な小国は秦国の中にも存在する様で、そこに住む民族からしてみると急に秦の戸籍作りの為に、資産も含めて情報開示をしろと言われても、簡単に協力出来ない様子ですね。


そこで争いが生じて、命を落とす文官もおり、命がけの戸籍作りとなっていますが、着実にその行動は結果を生みつつあり、夏までには戸籍作りが完了しそな勢いが感じられます。

キングダム803話の考察!/始皇16年韓攻略始動!

そんな中で新たな舞台の幕開けとなる始皇16年(紀元前231年)を迎えます。

キングダムで新たな歳を迎える時のシーンとしても定着してきた、向や麗、陽の登場シーンもあります。

いつの間にか麗も8歳になって、女の子っぽくなりましたね。

向よりも政に似ている感じですが、なぜか陽に似ている気がするのは私だけでしょうか。

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キングダムネタバレ803話最新話の考察!/隆国は相変わらずうるさい

冬も終わり新芽が育ち始める春を迎えて、飛信隊の将軍である李信と羌瘣、軍師の河了貂の3人は大将軍謄が待つ天幕に向います。

そこで登場したのはほんの少しだけ遅れた信を叱る隆国。

相変わらず小言をネチネチと並べます。

馬陽の戦いで見事に山間を抜け蒙武を趙本陣に導いた時はこんなキャラになることを想像していた人は少なかったのではないでしょうか。

あまりのネチネチぶりに羌瘣もうんざりですし、いつもうるさい録嗚未がいい人に見えました。

謄に限ってはサラっと恐ろしい一言を放っていましたね。

キングダム803話の考察!/三本面の柱の内容が明らかに

謄、録嗚未、隆国、干央と久々に全員そろって登場した謄軍の将軍と、飛信隊の将軍&軍師による作戦会議が始まります。

一本目の柱である『戸籍作り・徴兵令』と二本目の柱である『軍の編成改革』の効力により、これまで成し得なかった『韓攻略』を極力軍の損失を出さずに、2年以内で達成させるというのが三本目の柱であることが明らかに。

そこには、攻略した韓の人と金により、趙を攻略するという先の目的を見据えていることも伺えます。

しかし、韓攻略に向けて動き出すと、秦が勢力を増すことを恐れる趙や魏が黙っておらず、韓を援護するような形で大軍を送ってくることが必至な状況。

当然、そこを見据えて昌平君が楽華や玉鳳の軍事増強を行うわけですが、弱小国といえども二年で国を滅ぼすというのは、そう容易いものではなく緻密な戦略が必要なようです。

キングダム803話の考察!/羌瘣に秘策あり

いつも戦略を練って時間を計算する昌平君にしては珍しく、この段階で明確な戦略は出ていない様で、現場にも戦略を練るような指示を出している様子。

上層部が現場の声も聞いたうえでの戦略を練るというボトムアップ方式は、六大将軍である謄への信頼が厚いとも言えそうですね。

そんな信頼の厚い謄は何やら羌瘣が思うところがあることを察知します。

合従軍戦でも謄が蒙恬や王賁を抜擢したり、著雍(ちょよう)の戦いで王賁の策を取り入れた様に、謄は部下の能力を見抜く力や部下を信じて一任させることに長けていると前々から感じていたところです。
だからこそ天下の大将軍である王騎の副官を務めることが出来たのでしょうね。

話がそれましたが、韓攻略に向けての策があるという羌瘣に懐かしさを感じながら803話は幕を閉じました。

今回はあくびをしながら登場した羌瘣。

最後にすこしとぼけたとも取れる表情で策があると言った羌瘣の顔が可愛らしくて、更に次回が待ち遠しくなりましたよね。

羌瘣にどの様な策があるかは次回以降を楽しみに待ちましょう。

>>気になる次回作の事前予想記事はこちら

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キングダム803話の事前予想 

これより先は803話が公開される前に、管理人が事前に内容を予想したものになります。

微妙にヒットした部分、大きく外した部分、まだまだ先の話になりそうな部分がありますので、予想内容に対して結果がどうだったかも見ながら楽しんでいただけたらと思います。

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キングダム803話の事前予想/三つ目の柱は韓討伐

なぜ、韓討伐が三つ目の柱なのか。

既に六国を滅ぼすことを公言している秦なので、最初に狙っていた趙が韓に変わっただけで柱となるのかが気になるところです。

六大将軍の桓騎を失った肥下の戦い、同じく六大将軍の王翦が大敗を喫した番呉の戦いで、秦の武威は失墜し、どの国も秦を恐れることなく秦の国境を書き換えてしまおうと攻め入ってくれば、今の秦では太刀打ちできません。

それを見越して、昌平君は秦の武威を天下に示すために、若き大将軍候補の名をより強大とすることと、長く続いた戦国七雄の時代でまだ誰も見たことのない大国の滅亡を秦が先駆けて行うことで、秦の武威を回復させることが狙いだと考えられます。

キングダム803話事前の予想/韓は弱小国じゃなかった?

弱小国と言われながらも、決して簡単に攻略出来る国では無いと判断している秦軍総司令の昌平君。

確かに小国が淘汰されるこの時代に、他国と比べると非常に小さい国土で戦国七雄として乱世を生き抜いてきていることが不気味な存在ではありますよね。

合従軍戦では韓の総大将を務めた成恢(せいかい)が桓騎の奇襲により張唐に討ち取られ、代理として現れた張印(ちょういん)によって軍を保たれますが、楚の第二将だった媧燐からイジられるだけで、いい所が無かっただけに、韓全体が完全に雑魚キャラ扱いされている様に感じてる人が多かったのでは無いかと思います。

また、秦の六大将軍復活の時に初めて登場した洛亜完が楚を味方につけるべきと発言した際に、自国の力では韓は戦えないんだなと感じた人も多かったと思います。

そんな韓を警戒する昌平君。

どこに韓の強さがあるのでしょうか。

キングダム803話の事前予想/韓は儒家思想であることも強み?

秦に招かれた法家である李斯の良きライバルで、性悪説を唱えた韓非子は、韓朝廷の中において疎まれた存在でした。

その理由は韓の大半の人が儒家思想であるという事でした。

儒家思想とは簡単に行ってしまえば、仁と礼を重んじるというもの。

韓非子が疎まれていた理由から、韓の人間は性善説の者が大半で、仁と礼を重んじる思想なので、侵略してくる秦軍に対しては、必要以上の敵対心を持ち、一般市民までもが殉死を恐れずに迫ってくるスピリッツが韓の強みなのかもしれませんね。

キングダム803話の事前予想/洛亜完はどんな武将?

本格的に登場したのは、謄や信が韓非子を秦の国賓として迎えに行った70巻。

司馬尚の様な圧倒的な存在感は無く、李牧と比べても体の線は細いので、強そうには見えない洛亜完。

しかし、謄や信を見る鋭い視線や応対ぶりを見ると、物怖じせず落ち着きがある様に見えます。

一方で顔に残っている刀傷らしきものから、かつて戦場で苛烈な闘いを潜り抜けてきた猛者の様にも見えるので、李牧程では無いですが、策を用いつつ必要に応じて個でも戦える将軍なのかもしれません。

イメージ的には李牧の副官だった慶舎(けいしゃ)や舜水樹といった感じを抱いています。

キングダム803話の事前予想/ヨコヨコの強さは?

もう一人、登場当時から気になる存在だった、洛亜完の副官であるヨコヨコ。

揚端和率いる山民族や燕のオルドが率いる北の山間民族とも雰囲気が異なるヨコヨコ。

クラゲの様な覆面を被った頭部と上半身は裸で鎧を身にまとっていそうなその出で立ちからは知将の匂いは全くせずに、武一直線という力任せに迫ってくる武将の臭いがしませんか。

そんなヨコヨコの強さは、王騎や謄でも手を焼くほどの武力の持ち主である、乱美迫(らんびはく)や凱孟(がいもう)程の武力ではないかと予想しています。

キングダム803話の事前予想/韓攻略の作戦は?

ここについては戦いが始まるまで詳しく述べられないとは思いますが、

洛亜完とヨコヨコを要し、一般市民が立ち向かってくる可能性がある韓を攻略するための作戦として、昌平君が打ち立てる戦略は『超短期決戦』では無いかと思っています。

楽華や玉鳳が魏と趙の国境付近に配置されていることからも分かる様に、この戦を長引かせると、確実に魏と趙が秦の韓攻略を邪魔してくるため、長期線になればなるほど、秦の国境は三晋(魏、趙、韓)との攻防でほころびが出来てしまうことを昌平君が予想していると考えます。

では趙短期決戦で一国を亡ぼす為に取る軍容はと言うと、どさくさに紛れて防衛線を突破し王都を落とすというもの。(あくまでも個人の予想ですw)

これまでの魏や趙との戦いは王都から離れた場所や、行っても鄴や平陽の様に王都邯鄲の喉元に迫る部分での戦いでしたが、韓の国土からして、王都から秦との国境付近まで引ける防衛線は1本になると昌平君が読みます。

その防衛線を前に数で勝る秦軍が横陣を布くことで、韓軍も横陣を取らざるを得ない状況に。

そこで韓軍の要となるヨコヨコの隊を信と録嗚未の軍で突撃をかけ、ヨコヨコの軍が劣勢になり、洛亜完が援軍を差し向けてることで、洛亜完の周辺が薄くなることを狙い、薄くなった洛亜完の軍にむけて、秦の本陣から、謄が隆国を本陣に残して洛亜完に奇襲をかけることで、韓軍の横陣に隙間が出来ることを狙います。

て、韓の軍に隙間が出来るという状態になることを予想している昌平君。

その隙間に羌瘣軍が割って入りつつ、韓軍の防衛線を突破し手薄な王都にいる韓王を捉える様に指示を出すのでは無いかと妄想していますw

ただ、きょうかい軍だけで、あの大きな韓王都である新鄭(しんてい)を落とすのは難しいため、信や謄が早い段階でヨコヨコや洛亜完を討って、きょうかい軍に追いつく必要があります。

まぁ、細かい作戦は戦いが始まってから回想シーンで描かれると思うので、上記は妄想と言う形で捉えて頂ければと思います。

キングダム803話の事前予想/信は韓攻略に迷いがある?

前話の最後に信が韓攻略に対して思うところがあるように見えましたが、信は韓を滅ぼすことに迷いを感じているのかも気になるところではないでしょうか。

これまでも中華統一に向けて各国に侵攻することが、夢に向かっての綺麗ごとでは済まないことは感じていた信ですが、いざ、その時が目の前に近づいて、事の重大さを相手側の立場で考えているとも思われます。

そのうえで今回の韓攻略の必要性を自分なりに再確認し、韓攻略後に秦軍がどうあるべきかも考えつつ、内面も大人に成長していくのではないでしょうか。

キングダム803話の事前予想/楽華や玉鳳への指示は?

韓攻略については謄軍10万によるものですが、黄都や洛紫を守る楽華や玉鳳に昌平君はどの様な指示を出すのかも気になるところです。

李牧や呉鳳明(ごほうめい)が直接2軍に向かってくる可能性は低いと考えており、趙は舜水樹軍、魏は荀詠(じゅんえい)あたりが向かってくると予想している昌平君が、蒙恬と王賁に対して、籠城では無く、白兵戦にて迎え撃つ様に指示するのではないでしょうか。

蒙恬と王賁の戦術眼であれば、李牧や呉鳳明以外の将軍には勝てると信じている昌平君が二人を鼓舞し、二人も期待に応える自信がある表情を見せるのでは無いかと予想しています。

キングダム803話の事前予想/王翦も間者を雇っていた?

王翦は大敗を喫していながら、李牧を討とうと思えばいつでも討てるし、真っ向勝負しても勝てるという発言をしましたが、倉央が思った様に全くその言葉に重みと現実味を感じませんでしたよね。

王翦自信もこのタイミングでその発言は、力無い言葉になることを理解している様ですが、なぜ発言したのかが気になりますし、何か伏線がありそうな気配がしていませんか。

その伏線が実は王翦も趙に間者を放っており、李斯が雇っている姚賈とつながっているというもの。

元々、姚賈は昌文君が雇っていた間者であり、現在は李斯ともつながっている多重間者なので、実は王翦ともつながっており、王翦も趙の朝廷内及び李牧軍の情勢を見抜いているの可能性もゼロではないかもしれません。

キングダム803話の事前予想/王翦が言う李牧の弱点とは?

王翦の負け惜しみとも取れそうな、李牧には弱点があるという様な発言から、李牧の弱点が気になってしょうがないですよね。

戦略を練れば誰もが予想しない作戦に出てみたり、そもそも相手に多くのことを悟らせない為に情報封鎖してみたりで、天才的な軍略を練る李牧。

武力においても過去には戦場で体を張っていたこともありますし、王翦の第二将だった麻鉱(まこう)を一撃で葬ってしまうほどの武力の持ち主でもある李牧にどんな弱点があるというのでしょうか。

冷徹な王翦にあって李牧にないものが弱点だと思われます。

とすると、非情ぶり?

王翦は勝つためなら情を捨ててでも勝利を取りに行く気がしますが、李牧は情に厚い人間なので、勝利よりも情を取るということで、裏工作でカイネを変態の幽繆王(ゆうぼくおう)に仕えるように指示させ、李牧が断ることで幽繆王と李牧の間に溝をつくり、軍を指揮することが出来なくなるようにすることを企んでいるのではないでしょうか。

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まとめ

以上、次なるキングダム最新話803話についての考察と事前予想を説明させていただきました。

昌平君の立てた三本の柱の全容が明らかになり、今後はその戦略を実行していくための、最前線の者達の腕の見せ所が楽しみになってくるかと思います。

次回は策があると言った羌瘣の頭の中を見て取れそうですね。

そんな次回の販売予定日は7月18日となりますので、それまで楽しみに803話を読み返しましょう。

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