キングダム804話考察!戸籍作りと徴兵令は列国の脅威!

キングダム
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7月18日にヤングジャンプが発行されて、キングダム最新話となる804話が公開されましたね。

昌平君が打ち立てた戦争改革に関する三つの柱の最後の柱となる『韓攻略』に向けては2年間で韓を攻略するための策が前線で戦う、謄軍や飛信隊にも要求されている中で、何やら策がありげな羌瘣の発言で終わった803話。

天才的な戦術眼を持つ羌瘣だけに、どんな策があるのか気になってしょうがないところで、804話の内容が明らかになってきましたので、キングダム804話のネタバレを含みつつ考察していきたいと思います。

尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。

引用元
  • 著者名:原 泰久
  • 本のタイトル:『キングダム 第804話 異様な新兵軍』
  • 出版社:株式会社集英社
  • 出版年月日:2024年7月18日
  • 掲載貢:61~79

尚、以下の内容は原作を再現したものではなく、個人の考察を含めた記載のため、原作の記載と一致しない部分があることご了承ください。

キングダム804話考察 

804話の概要としては、羌瘣の策が気になるところですが、一旦そこはお預けとなります。

804話の内容は戸籍作りによる効果と列国の反応と、韓攻略に向けて早速動き出した第1陣の状況が描かれています。

1本目の柱『戸籍作り&徴兵令』と2本目の柱『軍事編成』が早速相乗効果を発揮していることが伺える内容にもなっていると思います。

また、列国の切れ者たちが秦の軍事強化にどういう思いでいるかが描かれている部分も見どころだと思います。

それでは1つ1つ考察していきたいと思います。

キングダム804話考察!/遂に完成1本目の柱『戸籍作り』

文官達が命の危険にさらされながらも遂行した秦国の戸籍作りがついに完成します。

昌平君から無謀とも思える納期を設定されつつも、納期通りにきっかりと任務を果たしたのは、李斯や昌文君、馮劫(ふうきょう)達の見事な采配と陣頭指揮あってのことだったと思います。

最後の戸籍を棚に収めた時の李斯と昌文君がガッチリと肩を抱き合った所では、大きなタスクを見事にやり遂げて得られた達成感を感じれましたし、その後に倒れたところを見ると、戸籍作りを始めたころに李斯が言っていた様に、本当に不眠不休の日々が続いたことを感じれましたね。

本当にお疲れ様でした。

戦国時代のキングダムではどうしても武将達が注目を集める中で、文官の活躍する場が描かれたのは個人的には違った視点で楽しめたました。

これからは文官達の活躍の場でもある、外交面での話も多くが描かれることに期待したいです。

キングダム804話の考察!/共に中華統一を誓う嬴政と昌平君

昌平君が秦国の武威回復に向けた施策が順調に進んでいることを王都咸陽で噛み締めている嬴政と昌平君。

嬴政は無理難題を押し付けたことを自覚しており、その無理難題に見事に応えた昌平君に感謝の意を示します。

こういうセリフを組織のトップが心を込めて伝えると、伝えられた者としても、やった甲斐があったと実感しますし、何よりも達成感が得られるので、次もボスの為にやってやろうという気になりますよね。

大きな事業を成し遂げるには個人の思いだけでは無く、周囲の人間もその気にさせる力が必要だと感じます。

そんな部下の使い方が上手な嬴政は昌平君に、中華統一まで共にやり切る様に伝えます。

キングダム804話の考察!/その瞳の奥にあるものは?

自分に対する大王の信頼が厚いことを十分に理解した昌平君。

嬴政の中華統一への期待のこもった言葉を頂き、少し間を置いて、鋭い眼光で『御意』と一言。

その瞳の奥にあるものが何なのかが気になる方は気になりますよね。

無茶振りしてくる大王に違和感を感じたのか、はたまた嫌気がさしたのか・・・

ここは素直に嬴政の言葉を受け入れた『御意』であると信じたいと思います。

キングダム804話の考察!/徴兵令については思いの他スムーズに?

戸籍作りに納期を切った昌平君からしても、今回の李斯達の活躍は思っていたよりも、上手くいったようです。

戸籍作りの際は、文官が命を失う様な反発や小競り合いがありましたが、徴兵においては摩擦や反発は少なかった様に感じました。

昌平君が徴兵令に関しては、断った者は重罪とし、従う者にはそれなりの手当てをする様な施策とすることを言っていましたし、今回は説明やセリフはありませんでしたが、予想以上の手当てをもらって喜んでいる様な家庭も見えましたし、小さな部族の人と思えるような人も武功をたててくると意気込んで見える様なシーンもあったので、協力的だった様に感じました。

キングダム804話の考察!/戸籍効果による兵力増強効果

戸籍が作りが完了したら、その戸籍が意味を成す徴兵令の施行にも取り掛かっており、秦国各地から若い兵士含めて続々と指定された地に向かって終結していきます。

各地で招集された兵士数は少ないものの、国土が楚の次に広い秦の多くの都や町、村、集から集合してくると、その数は簡単に万を超え、数十万規模に膨れ上がります。

戸籍を作り、計画的に徴兵令を出すことで、確実な軍事補強が行われ、次なる軍の編成も計画的に行われることになるのでしょうね。

戸籍作りで大変だった文官達ですが、竹簡が山のように積み重なった戸籍から、計画的に徴兵の管理をするのも至難の業に見えますが、そこは次期丞相候補の李斯や馮劫(ふうきょう)あたりがきっちり管理してくれることでしょう。

キングダム804話の考察!/列国にとって脅威の新兵軍

どこからともなく湧き上がってくる秦の新兵群は列国に衝撃を与えます。

趙の番呉では李牧の前で文官達が秦の新兵群が虚報であると騒いでます。

そりゃ、肥下の戦いで桓騎軍を葬り、番呉の戦いでも王翦軍に圧勝して大打撃を与えたことを考えると、すぐさま軍が復活することは考えられないですよね。

秦より南に位置する大国楚でもこの異様な事態に焦りを感じずじにはいられない様子。

そもそも国力が弱った秦への侵攻を計画していた楚だけに、新兵群の出現により、その計画を見直す必要がある状況の様です。

切れ者の媧燐はこの事態が秦の戸籍作りが影響しているのを見抜きはしたものの、その戸籍作りが以下に大変なものであるかを分かっているだけに、それをやってのけた秦の本記振りに苛立ちを隠せない様子で、いつものようにバミューが餌食になってしまいます。

キングダム804話の考察!/韓攻略に感づいた呉鳳明

趙や楚で秦の新兵群に危機感を感じる中で、秦と国境を接する魏もまた同様に危機感を感じています。

そこには魏第一将の呉鳳明の姿があり、伝者の急報が秦の水軍が黄河を渡ろうとしていることを察し、更にはその行動が魏攻略に向けての動きでは無く、秦が韓を攻略しようとしていることを察するという天才ぶりを発揮。

韓攻略が成されれば、魏にとっても不利な状況となるのは軍師の玻璃(はり)も理解しており、呉鳳明の判断を確認します。

呉鳳明も秦が韓を取ればどうなるかが理解出来ているだけに、秦軍の洛紫上陸に負けぬ速さで対応する様に命じます。

キングダム804話の考察!/2本目の柱軍事編成は順調なのか?

戸籍作りと徴兵令により数字上の軍力は確保できたのは間違いないのですが、量より質が気になる、今回将軍に昇格した玉鳳の関常(かんじょう)。

どうやら急遽集まった新兵群だけに練兵が出来ておらず、まともに戦えるかが不安の様です。

こちらも将軍となった亜花錦(あかきん)も魏と対峙することが、呉鳳明や魏火龍七師の一人である、圧倒的な武力の持ち主の凱孟(がいもう)を相手にすることにババ引いた感を否めない様子です。

これに王騎や謄でも手を焼くほどの武力の持ち主である乱美迫(らんびはく)まで加わると、関常や亜花錦が危惧するのも納得ですよね。

洛紫への上陸かつ占拠は時間が最優先でありつつ、負けられない戦いであることを考えると、軍全体の完成度としては順調とは言えない状況かと思います。

キングダム804話の考察!/玉鳳本軍が洛紫を目指す!

そんな旗色悪い状況に限度を感じている副将の番陽の不安をもろともせずに、迎撃にくる魏軍を返り討ちにする気満々の玉鳳総大将の王賁が出陣します!

番陽副官の不安など聞く耳持たぬといった強気な姿勢は王賁らしいですよね。

部下も困るほどに強い背中を見せる王賁がいるからこそ、玉鳳もまたより一層強くなるのでしょうね。

という様に、いつもながら続きが気になる部分で今回の804話も終了です。

残念ながら羌瘣の策は明らかになりませんでした。

次の作品が気になったので事前に予想してみましたので、お時間ある時にお楽しみいただけたらと思います。

>>予想記事が気になるかたはこちら

キングダム804話確定前の事前予想 

これより先は804話が公開される前に、管理人が事前に内容を予想したものになります。

微妙にヒットした部分、大きく外した部分、まだまだ先の話になりそうな部分がありますので、予想内容に対して結果がどうだったかも見ながら楽しんでいただけたらと思います。

キンる804話を予想していきたいと思います。

キングダム804話の事前予想/羌瘣の策とは?

多分、韓攻略の策となると言っていた羌瘣の策とはどんな策か気になりますよね。

蛇甘平原の戦いにおいても魏の戦車部隊に蹂躙されている時や、山陽の戦いで玄峰の煙幕作戦により、これまた魏の戦車にやられていた時も、とっさに策を思いつくほどの頭の回転の良さが伺える羌瘣。

今回は戦いの最中では無く、事前の戦略検討の段階で国を滅ぼすための策がどの様なものになるのか?

暗殺一族の蚩尤(しゆう)である羌瘣だけに、軍の主要なる人物を羌礼と共に暗殺していくという隠密作戦も考えられなくは無いですが・・・

黒羊丘での戦いにおいては、劉冬(りゅうとう)の寝首を狙った作戦を取り深手を負ってしまいましたが、そのおかげで軍師である劉冬が不在の際に飛信隊が趙軍を押し込むことに成功した事例もあるので、可能性は低そうですがゼロではなさそうな気がしています。

また、この黒羊丘の戦いにおいては、桓騎から見せつけられた『大人の戦い方』を学んでいるので、桓騎の様な極悪非道な行動では無く、羌瘣ならではの『大人の戦い方』というものを考えているのではないでしょうか。

過去に嬴政の暗殺にも加担し羌瘣だけに、韓王の暗殺を企むということも考えれれなくも無いかもですね。

キングダム804話の事前予想/隆国がネチネチ指摘する?

仮に羌瘣の策が隠密作戦だとした場合、あのネチネチキャラの隆国が反論することは間違い無しだと思います。

『お前は戦争をなめている!』『そんな簡単に暗殺なんか出来るわけがない!』『将軍になってそんなことも分からんのか!』『なんのために10万の軍を使うと思っているんだ!』などなど、ネチネチと口撃してくるかもしれませんね。

そんな隆国のネチネチ口撃に羌瘣の耳がパタリと閉じて聴く耳持たずな表情が見れると楽しいなと思ってしまいます。

隆国の話となると何かと嫌な表情を見せる羌瘣が気に入ってます。

キングダム804話の事前予想/羌瘣の作戦を河了貂はどう見る?

飛信隊の軍師である河了貂は羌瘣の策をどう見るかも気になるポイントかと思います。

隠密作戦かは置いといて、羌瘣の立てる策は的を得ているのだけど、羌瘣自信が無理を強いられる作戦になる気がしているので、軍師としてはいきなり将軍に危ない橋を渡らせる作戦には反対するのではないかと思っています。

大軍となる飛信隊を預かる軍師だけに、勝つためにはある程度の情を捨てないといけない事が要求されるのですが、河了貂の優しさがいつも無理をする羌瘣を止めるのではないでしょうか。

キングダム804話の事前予想/羌瘣の作戦を信はどう見る?

一方、飛信隊の隊長である信が羌瘣の作戦を聞いてどう反応するかも気になりますね。

羌瘣が無茶をするような作戦であれば、信も当然反対すること間違い無しだと思いjます。

信からしてみれば、プロポーズした相手が死地に飛び込むような事には当然納得いきませんし、腕に自信があり、軍を率いる隊長としては、羌瘣の変わりに自分が無茶をすることは厭わないという漢気を見せてくれるでしょう。

また、戦略には疎い信だけに、そんな無理をせずに真っ向勝負で韓を討つ!と言い放ちそうな気がしています。

ここで羌瘣の策を拒否しつつ、最良な策を提案することが出来ないのは信らしいといえますね。

キングダム804話の事前予想/羌瘣の作戦を謄はどう見る?

それでは韓攻略における総大将の謄は羌瘣の策をどう見るでしょうか。

六大将軍の中では王翦に次いで軍略に明るいと言える謄は羌瘣の策が、昌平君の指示である被害の少ない戦い方であることを評価するのではないでしょうか。

そのうえで、仮に羌瘣自信が無理を強いられる策であるとしても、全体を俯瞰してみた場合に、最も効率的で現代でいう生産性向上に寄与しているという観点から、皆が羌瘣の策に反対している中で採用の判断を下すのではないでしょうか。

謄は部下を見抜く力や部下に任せる懐の大きさを持っており、六大将軍の中で部下が接しやすい上司NO.1だと思うので、著雍(ちょよう)の戦いで王賁の策を取り入れた時と同様に、今回も羌瘣の策を取り入れるのでは無いかと思います。

キングダム804話の事前予想/徐国も関係してくる?

昔から気になっていた話が合従軍との戦いの前に突如出てきた小国『徐』の話。
(24巻:257話、258話)

基本的には合従軍を防ぐことが出来なかった秦の情報戦の弱さと、情報戦の優位性を示した話だと思っているのですが、韓に滅ぼされようとしていた徐を飛信隊が救った際に、徐国の主が放ったセリフ

此度(こたび)のご恩は 我々徐人決して忘れませぬ いつの日か必ず・・・

キングダム24巻 第258話 徐の生業

や、信に救われた少年秀のセリフ

ぜったい ぜったいお兄ちゃんのことは忘れないから

キングダム24巻 第258話 徐の生業

がここにきて回収されるのでは無いかと予想しています。

となると、情報の流しを生業にしている徐が因縁の敵国である韓に軍が混乱する情報を流して、韓内部から崩壊するような作戦と取ることもありそうじゃないですか。

キングダム804話の事前予想/飛信隊や羌瘣軍で練兵が始まる?

番呉の戦いを前に、新生飛信隊ということで新たなメンバーが加入していましたよね。

剣が得意である仁蓮村の士桃(しとう)や力には自信がありそうだけど気が弱そうな亜車村の衛斗(えいと)、ちょっと含みがありそうな槍使いの松魁(しょうかい)。

彼らが今後の飛信隊を支えていくことになることも予想されますが、今の段階ではまだまだ力不足は否めませんので、今後より強力な飛信隊や羌瘣軍となるために、干斗達が上官になって練兵していくこともあるかもしれませんね。

キングダム804話最新話確定前の事前予想/羌瘣軍に名前はある?

ここからは予想というより妄想に近いですw

今回の軍事編成の改革により大将軍の一歩手前まで駆け上がってきた、李信・蒙恬・王賁は隊の規模が小さい時から、それぞれ隊の名前として飛信隊・楽華・玉鳳という名前がありましたね。

隊や軍に名前があることで、その隊や軍に名前があることで強さや愛着を感じたりしませんか。

キングダムにおいて不動の人気を誇る姜瘣だけに、折角なので軍の名前が付かないかなと期待しています。

もし姜瘣軍に名前が付くならということで妄想してみました。

因みに飛信隊は飛矢の様に真っ直ぐな信が率いる隊とうことで王騎が授けた名前だと思っています。

また柔軟な性格でかしこまった事が苦手と思われるイケメン蒙恬が率いる隊は楽しくて華がある隊ということで楽華、由緒ある王家の御曹司が率いる隊は貴賓高く鳳凰の様にはばたく隊とうことで玉鳳と名づけられているのでは無いかと思っています。

では姜瘣と言えば蚩尤、巫舞、神堕とし、羌族、緑穂、美人がキーワードになりそうな気がしています。

そんなキーワードから文字を切り抜き足し合わせて以下の名前を妄想してました。
・美神(びしん):美しい神堕としが率いる部隊
・神舞(しんぶ):神を堕とす者が舞う部隊
・緑舞(りょくま):緑翠と共に舞う姜瘣の部隊

いやぁ、ネーミングセンス無いのでこの辺でw

キングダム804話の事前予想/羌瘣軍のメンバーは?

これまで羌瘣隊として飛信隊を支えていましたが、軍となると独立した形となるのか、その中でメンバーはどうなるのかも気になるので、またも妄想してみました。

姜礼が姜瘣に付く事は間違いないと思うので、姜瘣軍の副将として歩兵団を牽引するのでは無いかと思います。

姜礼が入るとなると、姜礼にプロポーズした昂も姜瘣隊に加入しそうな気がしませんか。
目だった武功はありませんが、姜瘣から教わった関節技を極めつつあり、プロポーズを経て昂も若手を引っ張れる様になって、百人将くらいには出世するかもしれませんね。

もう一人の副将として、5千将に出世した渕さんが配置されるのではないでしょうか。

軍師としては天才的な勘の持ち主である姜瘣が兼任すると読んでいます。

他にも姜瘣隊の古参である、孫仁達出世して姜瘣を支えるのではないでしょうか。

ここまでだと、重量級戦士が見当たらないですよね。

そこで、飛信隊からFAできょうかい軍に入るのが田有ではないでしょうか。

馬陽の戦いから、何かときょうかいの心配をしてくれていると感じますし、きょうかいの家を豪華な物に作り上げているのも田有なので、男気溢れる田有は信に仁義を切って、姜瘣軍に移籍すると予想しています。

人気キャラ姜瘣ということで力が入ってしまいましたが、次回、ここまで詳細に描かれる可能性は低そうですねw

まとめ

以上、キングダム最新話となる804話についての考察と事前予想を説明させていただきました。

文官達が死に物狂いで調査・整理した1本目の柱である『戸籍作り』が功を奏し、2本目の柱となる「軍事編成』も順調に進んだことにより、3本目の柱となる『韓攻略』に向けた第1陣となる、魏国境の洛紫目指して玉鳳が進軍を開始することで804話は終了です。

次回は玉鳳と魏軍が洛紫付近で激突するのかが楽しみになってきましたね。

それまでは804話を手元に何度も読み返して、次回を楽しみに待ちましょう。

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